【ネタバレあり】一変世界のレビューと感想
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無料分まで。
好みはハッキリ分かれると思いますが、素朴なタッチで描かれる不思議な世界が妙に面白い。ほのぼのとしているようでいて、魔物とか謎な人外達が出てきて人がサクッと死んだりするグロさというかシュールな雰囲気がなんとなくハマる。by yamanen- 0
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5.0
不条理で不思議で不気味な世界
無料分を全て読んだのでレビューを書きたいと思います。
まずは、タグが足りてない。
ファンタジーではなく、ダークファンタジーと言う表記が相応しいのでは。
あとは「不条理」とか「オカルト」とか「残酷」「魔物」「神殿」「巫女」とかあると、こういった作風が好きな方の目に触れやすいかもしれません。(私は大好きです)
最初の数話だけ見た時点では女の子二人が神殿や森の不思議にかかわる話かと思いきや、大巫女見習いのプーリョが主人公でした。
大巫女の代替わりが行われる時、魔物の棲まう森の奥に佇むガーデラン女神の神殿に招かれるようにやって来る多くの子供達…その中で一番早く辿り着いた子を大巫女に決めるのだが、子供達の内の一人が森で行き倒れになり、付近の村の住人の父娘に助けられて神殿に運び込まれた。
かくして、助けられた事で神殿に一番に辿り着いた女の子は「プーリョ」と名付けられ、厳しい大巫女見習いの修行を課せられる。
神秘の力を探る場所でもあるというデラ神殿は不気味な石像が点在し、住人は生者か死者か区別が付かない。
大巫女を目指すプーリョだが先代の十四代目大巫女の秘密を追っており、神官達の思惑にただ従っているわけでもない。
死した少女の中に元神官の魂?が入っている幼い少女・ミンミが付き人となり、更に付き人となった元は太陽神殿に勤めていたアガサが奉唱会で歌う事になる。そんな中、プーリョは十四代目の残した日記を求めて神殿を出立する…と言うところまで読みました。(出立云々のところは現時点で無料分になっていないので、あらすじで読んだだけですが)
素朴な線で描かれた少女達の可愛らしい絵柄と、不気味な怪物を綿密な筆致で描き出すギャップがいいです。
簡素で柔らかな絵でさらっと残酷な事が描かれるのも好きです。
そのようなタッチで綴られる、不思議で不気味な世界観がとても好みです。
毎回、何が起こるのだろう? 何が出るのだろう? と先の読めない物語と不思議な世界の謎に惹き込まれます。
お好きな方なら、一話の魔物の話の時点で「これは好きだ!」となる事請け合いです。
ラストは駆け足で終わってしまうようですが、どうやら打ち切りなのですね。
慌しいながらに広げた風呂敷をしっかりと畳んだ、纏まりの良い結末になっているといった感想を別所で目にしました。
未読の部分が知りたいので、コミックスを集めるつもりでいます。by 白玉餡蜜- 0
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3.0
面白かったけど
気になって終わりまで買いました。これは、大人の事情で打ちきりになったんだろうか···?主人公がもっとはやく神殿から離れていたらもう少し違う話だったのかな?
by 匿名希望- 0
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4.0
気持ち悪くて怖くて、うなされました。
表紙の絵を見て可愛いファンタジーと思って、紙の本全3巻買って読みましたが、
とんでもなくて、不気味で怖くて読んでる途中で昼寝をしたら、悪夢を見てうなされました。
デラ神殿と数個の村とそれを囲む森が舞台で、話の展開は殆どなくて不思議な世界が淡々と描かれていますが、
まずその森に意思があって、森に悪意を持つ人間を「消して」しまいます(死なせるって事ですね)。
神殿に居る人々は皆、中世ヨーロッパの寺院の屋根にある化け物みたいな不気味な顔で、おまけに何人かの正体は石像で、時々石に戻ってるし、死ぬとひび割れて崩れます。
神殿自体も人を「消して」魂を集めて隠していますが、その魂が蛭そっくりで、それを巫女達が食べてます。
まるで邪教の館みたいで、そこかしこに気味の悪い異世界へ通じる穴があいてるし、一番底には大巫女になりそこなった人間がブヨブヨの魔物になって堕ちています。
不気味すぎて私的には星2~3の気持ちですが、悪夢でうなされる位だからホラーとして優れているんじゃないかと思って、星4の評価にしておきます。by KUMA123- 0
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4.0
仄暗い世界観のファンタジー。可愛らしい画とリアリティがある気味が悪い感じのタッチが混在してます。最後が足早に進んでしまったのが残念です。続編観たいですね
by 匿名希望- 0
4.0