第3のギデオン

あらすじ

舞台はフランス革命前夜。三部会の議員となり、貧困にあえぐ国を合法的に救いたい平民のギデオン。目的のためなら残酷でも最短の道を進もうとする、貴族のジョルジュ。国を変えたい二人の男が、共にその足を踏み出した。正義と悪と愛と憎悪の共同作業がむかうのは、血の地獄か、理想の未来か。

  1. 6巻
    84~101話
  2. 7巻
    102~117話
  3. 8巻
    118~139話

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ユーザーレビュー

  1. 評価:5.000 5.0

    二人の男を軸とした、新説フランス革命

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    貧困に喘ぐ国を合法的に救いたい平民のギデオン。
    目的の為なら手段を選ばない危険な貴族ジョルジュ。
    目指す未来は同じでも、進む道は真逆ですが、二人はかつて家族のように深い友愛で結ばれていました。。。
    ギデオンを中心にストーリーが進んでいきますが、スピード感があり、家族愛、ロマンス、時代的に、もちろん残酷なシーンもあります。
    フランス革命を舞台にしているので、お馴染みのマリーアントワネット、ロベスピエール、フェルゼン、ネッケル等のお馴染みの面々が登場しますが、マリーの夫ルイ16世の人物像が、かつてない解釈で描かれており、とても興味深く面白いです。
    乃木坂先生の「幽麗塔」は圧巻の面白さだったで、こちらも読み始めましたが、相変わらず乃木坂先生の描く女性の体はうっとりする美しさです。
    ストーリーも絵も満足度が高いので星は5つです!

    • 11
  2. 評価:4.000 4.0

    魅力的なキャラが多い。

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    ベルばらに始まり、フランス革命の話は沢山読みましたが、貴族・平民それぞれの事情が丁寧に描かれているのは、この作品だと思います。

    理不尽な処刑のされ方をした人など、グロテスクな描写もありますが、夢中で読んでしまいました。
    バスティーユ監獄の長やパン屋の処刑シーンはせつなくなりました。
    特にバスティーユの長の娘さんがお父さんを探すシーンは泣けました。
    長さんは、仕事を全うして、なるべく血を見ない話し合いをしようとしていたのに見ていて辛かったです。
    ただ、貴族だ平民だというだけでの殺し合いは悲しいと思いました。

    主人公は途中まで、しっかりとした考えを持ったキャラクターで好感持てましたが、途中で闇落ち?で中途半端なキャラになったのは残念。
    逆にジョルジュは、最初は妖艶なサイコパスかと思いきや、段々人間味溢れたキャラクターになってきたのが面白かった。

    何と言っても史実の人物たちの描かれ方が良かったです。
    他の作品ではルイ16世が不憫な描かれ方でしたが、このルイ16世はカッコ良くて威厳があって、マリーアントワネットともラブラブで実際には良い王様だったことが描かれていて良かった。
    他作品で良い人なんだけど、うだつ上がらなかったりモブキャラ扱いされる事が多いけど、この作品はちゃんと値打ちのある王様に描いてくれていました。
    マリーアントワネットのキャラも素敵で可愛くて明るくて威勢が良くて、夫と子供を何が何でも守ろうという姿勢が素敵でした。
    他作品は、マリーは良い旦那様のルイ16世を差し置いて、フェルゼンとのめくるめく愛の世界ばかりで少し辟易していましたが、このマリーはフェルゼンを利用して、夫の為に王家のために頑張っているのが斬新で良かった。

    あと、サンジュストのキャラも他作品と違って冴えない童貞というのに笑った。
    他作品では女性と見違えるような妖艶なキャラだったのに普通の常識ある人に描かれていて、そこから冷酷な大天使になった経緯が感慨深い。

    そして、ルイ16世とマリーアントワネットの子で王位継承第一位のシャルルくんが救われる結末で良かった。
    実際には王太子というだけで、酷い虐待を受けた説濃厚で、本当はこうだったら良いなという結末で良かったです。

    他のフランス革命と並べて読むのも面白いし、単独で読んでも良い作品ですね。

    • 3
  3. 評価:4.000 4.0

    父性がテーマの珍しい作品

    主要な人物が皆、父に対してとらわれていて、それぞれが革命の進展とともに父という存在を乗り越えていくというテーマがあり、おもしろいです。女性の生き方や権利に対して少し触れるシーンもありますが、これに関しては中途半端な描き方でした。男性性や父性がテーマですが、主要な人物に美形が多いのでマッチョな感じがしなくていいです。
    そしてとにかく、絵が上手!人物の描き分けも素晴らしい。同じ人物の感情の変化、表情の変化も抜群です。すごい漫画家さんですね!!

    • 3
  4. 評価:5.000 5.0

    愛しくなる登場人物たち

    ネタバレ レビューを表示する

    フランス貴族の生態が、身近な親しみやすい人間像で描かれているのが面白い。それにジョルジュは色気があり魅力的だし、ギデオンは色々な経験を通して考え方が変わったからのようだが、しっかりとした人間の深みや忍耐強さや愛があり、性格が本当に良くて賢い。一番、マリーアントワネットのキャラが良かった。良くあるマリーアントワネット像ではなく、意外にたくましく賢く可愛いくて好きになる。一部捕まった箇所は怖いし、昔の人は本当に恐ろしいと思う。全体的にいい意味で貴族と平民の交わり方が仰々しくなくて、さらっとしていて親近感が沸いた。人を惹き付けるストーリーや描き方も全て素晴らしい。

    by 匿名希望
    • 1
  5. 評価:5.000 5.0

    うっすらとしかフランス革命を知らないのですが、あの国王や王妃がこんな人だったら?と思いながら、ガシガシ読んでしまいました。
    ひとつの出来事を善にも悪にも転がせる事に恐怖を感じたのですが、よく考えたら今の時代も同じ。
    時代が変わるパワーってのは凄まじいものがある。血も流れてしまうけど。
    後半の疾走感、テンポとてもいいです。読むのがとまりません。
    文句なしに面白いです。
    最後はやっぱり、知っている結末になってしまうのかな。
    だとしたらどう描くのだろう?楽しみです。

    • 1

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