5.0
リアル3.11
リアルに3.11を経験した身なので、途中でグッと息苦しくなったりしました。それくらい、現実に近いストーリーと描写です。
できるだけたくさんの人に読んでもらいたいです。いざという時、どれだけ自分が自分らしくいれるか。人間という生き物が言うほど立派な生き物じゃないとわかった時、どれだけ正気でいれるか。考える良い機会になると思います。
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リアルに3.11を経験した身なので、途中でグッと息苦しくなったりしました。それくらい、現実に近いストーリーと描写です。
できるだけたくさんの人に読んでもらいたいです。いざという時、どれだけ自分が自分らしくいれるか。人間という生き物が言うほど立派な生き物じゃないとわかった時、どれだけ正気でいれるか。考える良い機会になると思います。
10年以上前、雑誌にリアルタイムで連載されているときに読んでいました。
3.11よりも、もっと前です。
今にして思うと、震源地からして、津波が来ないのはリアリティに欠けますが、大地震が来たときの心構えにはなったと思います。
終盤の、新宿での「お祭り」は、漫画ならではのフィクションだと思います。
いずれにせよ、東日本大震災の前に、これを読んでいたことは、私にとってはいいことでした。
一つ。
これは実際に起こりうると言われること。
二つ。
これは過去の震災で事実起きたこと。
そして、三つ。
これは極限の状況下でも起きて欲しいと願う寓話。作者のつくり話。
渋谷のマルキューで起きた男たちの暴動。それを止めた話で泣いてしまったのは作家さんのメッセージがストレートに伝わりいい作品だと思ったから。ありがち展開とか地震のこと知っとこレベルじゃなくて、最後まで読んでよかった。
東京に大地震が来たらきっと本当にこうなるんだろうなあと思いながら読みました。
東京は東日本大震災の震度5でさえあの状況だったので、あれより大きな地震が来てここまで東京が壊れたら市民もこうなるんだろうなと。そして結局1番被害を受けるのは老人や女子供達。1番頼りにしたい男共がこんな奴らばかりだったら本当に希望も無いし地獄でしかない。
思いやる心なんて無くて身勝手な奴らは申し訳ないけど本当に心からタヒねばいい。
現状に心が折れるのは分かるけど生きていればどうにかなるし希望を無くすにも他人を巻き込むな。怖くもなったけど本当に腹が立ちました。
人間が疑心暗鬼になり、暴動に発展していく過程がおしろいですね。
外でボロボロになっていく男性、方や建物の中で着飾って綺麗な女性達。
物資の配給でも、薄汚い貰えていない人の前を見せびらかしながら闊歩する着飾った女性達。
これは暴動になるなと当時の感想でした。
起こる起こるとはいいつつ、結局のところ、生々しい想定は行われないから都市伝説のようになっている大地震の話。こうはならないにしてもこの可能性くらいは頭に入れて間違いはないんじゃないかとコロナ禍で感じる。
熱血主人公とイジメにあっていた、今もあっているヒロインが、偶然たまたま一緒にいたときに東京大震災に遭遇する
異常事態下で主人公がこれからどのようにヒロインの隙間を埋めるのか、ヒロインは主人公の唯一無二になるのか…
オススメです
実際に災害があったらこうなのかなぁと、考えながら読んで胸が熱くなりました…いざという時自分のことばっかり考えてしまいそうなところを、他の人のことを考えられる人って本当にすごい、簡単にはできないことなんだと実感字した
これは本当に勉強になる!ラストで明かされるタイトルの意味も、考えさせられます。災害が起きた時の基本的な対応だけでは体は助かるかもしれないけど前に進めない。それを教えてくれました。クライマックスは本当に胸打たれました……!!
実際の災害現場は、想像を絶すると思うが、この作品は、その一端を想像できるのではないかと思えるぐらいリアルな感じがする。備え、気構えの参考として、最後まで読みたい。