盆の国
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あらすじ
お盆に帰ってくるご先祖さま・「おしょらいさん」の姿が見える女の子・秋。このままずっとお盆だったらいいのに…そう願ったこの夏は、今までで一番長い夏になった。
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みんなのレビュー
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よい。
8月15日というと子どもたちにとっては夏休みが残り半分を切ってしまったころ、久し振りに会ったいとこ達と馴れ始めたところでまたお別れするころ、お盆で手を合わせる、お線香の香りというイメージ。お話は地元の子、秋。彼岸の人たちが見える女の子、お盆にやってきて彼岸に帰れる場所があるおしょうらいさん、ふつうに100年前に生きていたふつうのおばけの夏夫。どこかにつながれてしまったように8月15日で止まってしまった時間。淡々とした絵柄で女の子の秋がぐんぐん前に進む元気さが力強くて良かった。
by ジョイフルガーデン- 0
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5.0
ホロリと切ない夏の話
スケラッコさんの漫画をいくつか読みましたが、初めて年頃の女の子が主人公の作品でした。
最初は「スケラッコさんらしい少し不思議な話だな」と思って読み始めましたが、読み進めるうちに予想に反して不穏な雰囲気に……。しかし最後に思わず涙が出てしまうような、この作者さんらしい、切なくて温かくて何度も読み返したくなる話でした。他の方もおっしゃっていますが、ちょうどお盆の時期に読めたのはとても良かったです。おすすめです。by でくそ- 0
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5.0
あれ、初レビューだ。
小さい頃夏休みに田舎のおばぁちゃんちに行った時の様な感覚になれる漫画。
嬉しい夏休みが始まってワクワクする、夏の空、陽射し、気温、緑の匂い、そんなモノに名一杯囲まれる。何か不思議なエネルギーまで感じる。けれど夏休みは無情にも着実に終わりに向かっていく。
楽しい時間は永遠では無い。同じ夏も二度と来ない。けれど楽しかったと云う思い出はずっと残る。そんな感じの作品です。by むつめ- 0
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5.0
ほんわかしてちょっと不思議な話。ちょっと不穏な空気がしてきた。まだ途中までだけど、こんな風にお盆の時だけ本当に故人が帰ってきているのならなんだかちょっと嬉しいな。
余談ですが、母方の実家では送り盆の時に盛大に花火をする習慣があります。うちだけだったから風習じゃなくて習慣by 匿名希望- 0
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5.0
子供の頃を
子供の頃を思い出しました。父の故郷の夏休みの匂い、蚊取り線香とスイカと畳の匂いをおもいだしました。とても切なく優しい気持ちになれます。今年の夏最後に夏を感じるために、お勧めです。
by 匿名希望- 1
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