5.0
よい。
8月15日というと子どもたちにとっては夏休みが残り半分を切ってしまったころ、久し振りに会ったいとこ達と馴れ始めたところでまたお別れするころ、お盆で手を合わせる、お線香の香りというイメージ。お話は地元の子、秋。彼岸の人たちが見える女の子、お盆にやってきて彼岸に帰れる場所があるおしょうらいさん、ふつうに100年前に生きていたふつうのおばけの夏夫。どこかにつながれてしまったように8月15日で止まってしまった時間。淡々とした絵柄で女の子の秋がぐんぐん前に進む元気さが力強くて良かった。
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盆の国