みんなのレビューと感想「お別れホスピタル」（ネタバレ非表示）（532ページ目）

ほんとに死をいかに迎えるか。それに寄り添ってのホスピスもあるけれど、こういう現実もたくさんあるのかな…と少し寂しく感じつつ。でもその中でも主人公のナースが そこで 淡々と仕事としてこなしている様子ながらも荒まず 優しく描かれていてほっとする

沖田さんのマンガはどれも気になる話題、身近な話題なので楽しめます。
このお話も、なかなか知ることはできないけど気になる内容で、読んでいて勉強になりました。

ターミナル

終末期医療のやりがいってなんでしょうね。どう感じているか認知症の患者には意思を確認しづらいですし。老人ホームに勤めているのでなんとなく共感するところがありました。私は家で孤独死するより、病院や施設で死を迎えたいなと思いました。

人それぞれなんだな

看護師さん側からの考え方や見方を知ることが出来て、勉強になります。
生きていることが当たり前に感じて生活していることを反省させられます。

誰も死からのがれられない

治験に失敗し、入院した亡き義父を思い出しました。描かれてる通り、お見舞いも少なく、看護師も人手不足で本当にいつ見舞っても静寂な病院でした。第六話は読むのがきつかったです。でも、畳の上で眠るように亡くなる人はほとんどいません。心身共に苦しんで亡くなると思うと、安楽死を日本にも早急に導入してほしいと考えます。年を重ね、身近に感じました。重いテーマだからこそ、読み返したいと思いました。

淡々とかかれているけれど…

自分の最後はどうなるのかなー？と思わせる作品でした。目を背けたくなるけど、今は考えたくないけど、と次から次へと考えてしまいます。続きも読みたいです。

ハズレがない

沖田さんの作品は、ハズレがないです。人間味溢れ、じんわりと感動、余韻に浸れる作品です。最終段階の病院ストーリー、なかなかないのでおススメですよ！

考えさせられる

この人の作品好きです。人生の最期を看取る仕事があるのを初めて知りました。患者さんたちは覚悟を持ってホスピタルに来たのかな。

色々な最期の迎え方があり、勉強になります。祖父が亡くなった時、祖母や父、叔母が終末期病院に毎日面会に行って世話をしていたのを思い出し、恵まれた最期だったんだなと思い返しました。

なかなかよかった

ターミナルケアの本当の姿が見られるとおもいました。ナースだって人間です。むかつく患者だっているでしょう。お気に入りの患者だっているでしょう。当たり前だとおもいました。