5.0
天職
沖田✖️華さんは自閉症スペクトラムグレーゾーン、所謂アスペルガー症候群だと聞いた事があります。始めの頃は絵が雑だと言われたりしていたようですが私はあの絵が温かく感じて好きです。ナース時代の話は特に大好きです。漫画家として有名になられましたが、沖田さんの天職はナースだったんじゃないかなと私は勝手に思っています。私は良く入院し看護師さんにお世話になりますが、沖田さんのような看護師さんが居たなあ、なんて思い出します。これからも看護師時代の話を楽しみにしています。
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沖田✖️華さんは自閉症スペクトラムグレーゾーン、所謂アスペルガー症候群だと聞いた事があります。始めの頃は絵が雑だと言われたりしていたようですが私はあの絵が温かく感じて好きです。ナース時代の話は特に大好きです。漫画家として有名になられましたが、沖田さんの天職はナースだったんじゃないかなと私は勝手に思っています。私は良く入院し看護師さんにお世話になりますが、沖田さんのような看護師さんが居たなあ、なんて思い出します。これからも看護師時代の話を楽しみにしています。
沖田先生の作品は、やらかしシリーズや蜃気楼家族、ハイスクール〜、ギリギリムスメ、バカ売れした透明なゆりかご、など読んでいますが、今回のコレは、無いかな。
ゆりかご、は自分から構想を出して、自分の体験やエピソードも交え、程よいフィクションに仕上がってるが、これは誰かから提案されたのかな?
地に足がついてないというのか、いかにも良くある介護や終末期医療のエピソードを絵解きした感があって、どうにも気持ち悪い。
ゆりかご、の後釜というか、二匹目の泥鰌狙った感じがありありと出て、それもまた読みづらい。
絵に関しても、この作家さんは20代のクールな勤めびとを描くには、テイストが合わなすぎ。
おそらくゆりかごほどは売れないでしょうね。
どうせ医療系作品を描くなら、まだ、勤務経験があり自身も手術経験のある美容整形外科をテーマにしたらよかったのに。もったいない。
最近父を同じような病棟で亡くしました
認知症はなく、誤飲性肺炎でしたが、
家族は何度も選択の帰路にたたされました。
もっと生きていてほしい、、
でも、苦しめたくはない、、
様々な思いがこみあげてきて、この
漫画を読むと涙が止まりません
私と母と親戚、、
みんなで最期の時を見送りました
漫画にはいろいろなご家庭があります
いろいろな看護師さんや介護士さんもいます
その看護師さんの目線でみた患者と家族
更新を楽しみにしています
沖田さんの作品が好きで、こちらの作品もずっと追って読んでいます。
こちらの作品も勉強になります。
色々な患者さんの色々な人生模様が作品として読めておすすめです。
自分も色々考えさせられて、しっかり生きていきたいなと思わされます。
2年前、ちょうどコロナの真っ最中に母を亡くしました。
危篤になると親族2人だけ病院のベッドに付き添うのを許され、
妹とわたしで母の最期を看取りました。
この漫画のように、私達は感染防護服を着させられ、母は危篤だというのに
マスクをかけたまま逝きました。
でも、病院の医師も看護師さんたちも、この漫画に出てくる人達のように
みんな良い人ばかりで、コロナ禍でも何とか母を見送れたと思っています。
この漫画を読んで、2年前のことを思い出しました。
終末期医療の現場のリアルさが毎回感じられる作品です。聞きなれない医療用語は、わかりやすいように解説されていて、父、姑を看取った時のことを思い出しました。患者さんの中でも、相性が合うひと、合わない人がいるのは当然で、特に、認知症とはいえ、暴力を振るわれたりすると、怒りが湧くのは当たり前だと思います。そういった負の感情があっても公平に対応し、患者さんの家族へも配慮できるナースが理想ですが、体力的にも精神的にもストレスを抱える仕事ですから、より良い環境で理想を追えるよう、待遇が改善されることを願います。
毎回、色々な気づきがあり、考えさせられる作品です。
「透明なゆりかご」をドラマで知ってから、沖田×華先生の漫画を読んでいます。初めて漫画を見た時は、あれ絵が…と思いましたが、読み進めるにつれ、医療や死に関わる重い話しも、この絵のお陰で読みやすくなっているんだなと思いました。お別れホスピタルも、老いていくこと、痴呆、家族の問題など、考えさせられる内容が多い反面、クスッと笑えることや感動で涙が溢れる話しなど、読んで損はない漫画だと思います。いつかは歳をとって死ぬ、当たり前のことですが、やっぱり老いたくないなっていうのが一番の感想かも。
一言で言うと
週末期医療の現場で働いてくださる
医療関係者の方々やヘルパーさんに
改めて心から感謝したくなる作品です。
自分のことがわからない患者さんや
自分で動くことができない患者さん、
それを支えるご家族、それぞれに
日常生活があって、心の葛藤もあって
そのどれ一つとっても、かけがえのないことで。
そんな人生の残り少ない時間を
支えてくれるかけがえのない存在に
尊敬の念が深まりました。
昨冬、父が転倒→骨折を繰り返し、大腿骨骨折と左手首骨折。下肢静脈瘤手術の失敗による皮膚潰瘍で、擦り傷はもはやベロンと肉が見えてしまうような傷になり…と、救急搬送からの緊急入院。何もできなくなり、リハビリ転院の末の介護認定は要介護4。ほんの1ヶ月の間に、あっという間に、家に帰ることもできなくなってしまいました。何となく考えていた親の介護がこんな形で来るとはと、物理的にも経済的にも、精神的にもショックです。折りたたみ式のらくらくホンで病室からかけてきた電話の向こうで、イライラしている看護師さんの怒鳴り声と謝る父の声が聞こえ、ああ、こういう風になってしまうのか、とますますショックです。なので、この作品を読むと、なるほどなと思うところと、クスリと笑ったしまうところとあります。そうして、自分の心に折り合いをつけているのかもしれません。
世の皆さん、大変な中で介護や看護に向き合ってらっしゃるのだなと、改めて感じます。これから父の次の行き先を検討しなくてはならず、難しさを感じます。生まれた瞬間から死に向かって生きている、と聞いたことがありますが、なんでわざわざ死に向かって生きなければならないんだろう、長い苦しみの果ての死は、やはりイヤだなあと思います。
とりとめのないコメント、すみません。
いろいろな人生を背負った人々の生き様を見せていただける作品だなというのが率直な感想です。
読み進んでいくに連れて◯び◯子ちゃんを読んでいるような気がしてきました。
それは画風だったり、出来事を淡々と冷静に描くかと思ったらキツイ仕事を時にギャグを交えて描くスタイルだったり、ヒロインに毒を吐かせてみたりといったところ。
もしもこういうスタイルでさらっと描かなかったらすごく重苦しくなっていたでしょう。
それくらい終末医療や介護の現場は心が折れそうになるような大変な仕事だと思います。(私には無理だなぁ…。)
逆にこういうお仕事だからこそ◯ちゃん風に物事を見るようにもなるのかなとも思います。
なんだか大人になった◯ちゃんが看護師になってターミナルで働いている作品を読んでいるような気持ちになります。「◯ちゃんのナース日記」とか。
作者さんも出版社も違うんですけどね。