5.0
佐古寛子さん
大変に悲しく、でも母親である佐古寛子さんの気持ちもとてもよく分かります。植物状態の娘。もう回復の見込みはなく、自身は癌で余命幾ばくもない…娘の面倒や援助は自分しか出来ない。悲しい最期でしたし、もちろん決して許される事ではないのですが、このお母さんの行動を非難することは出来ません。涙が止まりません。心に刺さりました。
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大変に悲しく、でも母親である佐古寛子さんの気持ちもとてもよく分かります。植物状態の娘。もう回復の見込みはなく、自身は癌で余命幾ばくもない…娘の面倒や援助は自分しか出来ない。悲しい最期でしたし、もちろん決して許される事ではないのですが、このお母さんの行動を非難することは出来ません。涙が止まりません。心に刺さりました。
この異常事態中に一番大変なお仕事をされている皆さんに本当に頭が下がります。
車中隔離されてる方々がいらっしゃるとは知りませんでした…
もっと、こう言う情報を広めて欲しい。
そして、医療従事者様の待遇が良くなって欲しい。
本当に、大変なお仕事です。
周りもみんなもっと優しくなってください。
みんな同じ人間です。
重い話だとはわかっていましたが、沖田×華先生のファンなので読みました。
両親の看取りを思い出してしまいます。
仕事とはいえ、何人もの人を看取るための病棟の仕事は本当に大変だと思います。
エンジェルケアは、経験がありませんが一人でされるのは本当に重労働だと思います。
患者さんの最後の仕事なので凄く心を込めてしているんだなと感じ取れました。
続きを楽しみに待っています。
今、母が心不全で入院しています。そんな中で、タイトルに引かれて読み始めました。81歳で認知症もある母に、手術をすることが全てではないし、このまま緩やかに死を迎えるのか、急変するのか、全く解らないと主治医。毎日、本当に悩みながら母と向き合っています。ホスピスに入院している患者さんが、穏やかに最後を迎えられていることに、切ないながらもホッとしてしまいます。
生きるって、本当に大変だけどそれ以上に最後を迎えることのほうが大変なのかもと、思いました。
ゴミステバという名前の場所にいつしか自分も行くのかな、と思いながら読みました。
一話目の(確か。。)3人おばあちゃんたちが同室で、みんな後を追うように無くなっていくのは、少しだけ気持ちがわかるような気がしました。
私自身、病気で入院していたときに、同じ病室の方は会話がなくとも気になる存在であったからです。
元気がないときにそばに人がいるだけでホッとするときもあるというか。。
とても考えさせられる内容でした。
引き続き購入していきたいと思っています。
沖田先生が描いている透明なゆりかごを読み続けているので、こちらの作品も気になって購入しました。
生命が誕生する産婦人科とは真逆の終末期病棟が舞台です。
死を待つ患者さんしかいない場所なので、希望がある話ではありません。
しかし、どのように死ぬのが一番幸せなんだろうとか、いろいろ考えさせられます。
1話の話の中に少しだけ延命治療について描かれていましたが、患者さんの息子さんが言うように、私も意識がない状態で生かされるのが幸せとは思いませんね。
亡くなった祖母の延命治療の話を医師にされた時の父も同じこと言っていました。
考え方は人それぞれなので、正解はありませんけどね。
この作家さんの作品は、見つけると読んでいます。
人にはいろいろな面があると思います。
美しい瞬間も酷い現実も、そこにいる人次第でどうにでも変わるんだろうなと感じさせてくれます。
人の最期のお話しなので好き嫌いがあると思いますが、いろいろ考えたり感じさせてくれる作品です。
カルテ33
佐古寛子さんとお母さんのストーリー見て涙が止まりません…。
一生懸命頑張って働いて娘の為に生きてきたお母さん…
娘が植物状態、離婚して、小さなアパートに引っ越して、リストラされて家賃払えなくてご自身も癌って…
生活保護制度や行政を頼れば何とかなったかもしれないけど、
これは氷山の一角ですね…
自ら命を断つ方が年々増えてる気がします…
この漫画は本当に心に響きます、そして考えさせられます。
今後の連載がとても楽しみです。
ゴミ捨て場にグサッときてるというレビューもありましたが…私も療養病棟で働いている看護師ですが、やっぱり全く家族の来ない患者さんもいて、私は初めて来たとき姥捨山を感じました。でもスタッフはそんな風には思ってませんよ。ちゃんとどういうエンドステージを迎えるのが患者さんにとって家族にとって幸せか常に考えてます。もちろんスタッフも人間だから患者さんの態度に腹がたったりもしますが、そこは切り替えて接しています。
この画力でも大人気作品である。それだけ話の内容は数多の読者を引き込む異常なまでのハイレベルであることが読む前からわかってしまう。
この作者の作品全般に言えることだが、本当に赤裸々なのだ。例えば2話で出たゴミ捨て場というワード。もう回復が見込めない余命宣告を受けた患者のみが入所している病棟の別称(蔑称)らしいが、こんな恐ろしいワードを僕なら絶対に漫画になんて出せない。どっかの団体が鬼クレームを入れてきて面倒な事になるのが分かり切っているからだ。しかし作者の沖田はそれを恐れない。世間のタブーをゴリゴリ踏み倒していく、その非常識なスタイルはとても斬新で見ている分には面白い。