みんなのレビューと感想「生者の行進」（ネタバレ非表示）（432ページ目）

とても好感が持てる作者さん

作品を読んでいて、｢最善を尽くして考案し、執筆されたのだろうな｣と、作品内容とは裏腹の清々しい読後感でした。
作品自体もたのしんで読むことができました。

久々に良い漫画。

共感してしまった！あり得るなと実際凄く思えた。
私もこうなるのが理想な漫画。
ホラー駄目な人は無理な漫画だね。リアルだから怖いかも。
読めない展開だったから凄く良かった！
続きを出して欲しい！
表紙とタイトルが内容にいまいち関係無いからなぁ、そこは残念です。
タイトル覚え易いけど、当て字で行進は変えて欲しかった。私でも沢山浮かんだのに、生死の告侵とか？こうしんは、かなり内容から浮かぶ漢字多いと思う。タイトル、せめて。
生死の行進のが良くない？って私だけ？

広告で見て気になって読んでみたら、とてもおもしろい！！グロテスクなシーンはありますが、スリリングなストーリー展開で、次々と読めてしまいました。霊が見える主人公ですが、現実社会でも様々な事件が起きているし、生きている人間の方がもっともっと恐ろしいのかもと思ってしまいました。

ホラーか？

ホラーかと思いきや、そうではなく、主人公に関わっていく人達の人間模様が反映されながら物語が進んでいきます。
生きている人間の思念が最も恐ろしい、というフレーズは、本当に感じます。普段から生活していて、私は霊は殆ど見たことありませんが、霊より、生きてる人の方がなんでもできますからね。

続きがきになる！

心霊ものでミステリー！続きが気になってつい読み進めたくなる。

いや～面白かった！

もう読み初めちゃったら止まらなくなって、最終話までイッキ読み！(笑)我慢してたポイント追加しちゃったじゃないか！
それぞれのキャラクターにそれぞれのバックボーンが有って、細かい所まで描写されてるな～、頭の良い作者さんだな、と思いました！是非オススメです。

知らない世界

こういう系は、さほど興味がなかった方ですが、読んでいくうちに、あれよあれよと進んでしまいました。
絵も割と好きな部類で、本当にするする読めるお話です。
食べず嫌いはよくないな、久々のヒットだなと思ってます。

面白くて一気読みしました！
怖いのはあまり読まないんですが、一話読んだら引き込まれました。
確かに絵がもう少し完成度高いともっといいなと思います。
続きでないんですかね？

面白いんだけど、、。

続きが、気になり、何話か買って読んでいましたが、ちょっと表現が、えぐすぎて、(最初の女の子の殺されかたなど) そこまで描くからこその、面白さなのかもしれませんが、生理的に受け付けなくて、続きは、もう読みません。ストーリー的には、気になりますが。。余談ですが、ママ作家さんで、いらっしゃるということで、このような内容を、描きながら、子育てって、切り替えがすごいと、思います。

生きてゆく者たちのホラー

正直、今どき「ホラー漫画」のネタなんて、あらかた出尽くしているんじゃないかと思う。
そもそもホラーなんて、幽霊が怖がらせるか、化け物が怖がらせるか、異常な人間が怖がらせるか、ざっくり言えばその三択で、時代がこれだけ進んでしまえば、その中のバリエーションだって新鮮なものは減ってゆく。
これはもう、仕方がない。
私はホラーが大好きだから、このジャンルには頑張ってほしいのだけれど、難しいよな、とも思う。

それでも作品として何とか刺激を生もうとするから、ホラーの表現は、どんどん過激になってゆく。
これももう、仕方がない。
しかし、「過激であること」で勝負しようとするホラーの多さに、ちょっと食傷気味ではないだろうか。
ホラーファンは、特にだ。

そんな時代の中にあって、本作は、とても爽やかで、優しいホラー漫画だと感じた。
「いかに怖い死者を描くか」ではなくて、「死者に向き合う生者をどう描くか」という漫画だと思った。
それは、誤解を恐れずに言えば、少年漫画の立ち位置として、とても正しいと思う。

冷たく聞こえるかもしれないが、死者は、死んで、終わりだ。
けれど生きている人間は、死を乗り越えていかなくてはならない。
どんなに辛くても悲しくても、いつか死者たちに手を引かれる日が来るまでは、今日を、明日を、行進していかなくてはならない。

オカルトホラーでありながら、これはあくまで生きてゆく者たちの物語なのだと、タイトルからそれを堂々と表明したこの漫画が提示した、ホラー漫画らしからぬ温かさや優しさが、私はわりに好きであった。