5.0
闇の部分
人間の闇が、これでもかってほど描かれていてイチバン怖いのは人間なんだと感じた。少女がとても美しく、怖い話なだけに浮き上がってきて見えてきた。
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人間の闇が、これでもかってほど描かれていてイチバン怖いのは人間なんだと感じた。少女がとても美しく、怖い話なだけに浮き上がってきて見えてきた。
楳図先生描く女の子の美しさ、、
とくにこのおろちの姉妹はほんと美しいです。
お化けよりゾンビより
人間が1番こわい。そう言った人の内側の真の恐怖が描かれています。ドラマチックです。
久しぶりに読んでみると画力のすごさに驚かされた。独特で怖くてユーモアがあってシュール。すごい作品だ!と、改めておもいます。まだみてない人は絶対みるべき!
超能力みたいなものを持つ主人公の少女「おろち」は、狂言回し的な役割(アウターゾーンのミザリーとか、ウシジマくんとかのポジション)で、彼女が関わる様々な人々の物語を描いたオムニバス。
独特の表現力と、キレのあるストーリーで、一話一話の完成度が非常に高い。
怪しく美しい絵柄もさることながら、オカルトの要素を用いつつ、人間の醜さ、あさましさ、嫉妬や憎悪や執念の恐ろしさ、そして哀しさを炙り出すような手腕には舌を巻く。
「恐怖漫画」というジャンルを確立した楳図かずおの功績は、今さら語るまでもないけれど、登場人物がただ叫んだり笑ったりするだけの表現が、他のどこにもないホラーになり得てしまうというその圧倒的なオリジナリティーは、もう、「楳図かずお」というひとつのジャンルであると言ってもいいくらい、凄いと思う。
楳図先生の真骨頂。
やっぱり美人だな。
昔夢中で読みました。
読んだら忘れられない内容が多くて、ふとした時にいまだに思い出します。
人間が受け入れられない局面に対峙した時一体どうなるのか。恐怖漫画ですから恐ろしい方向に持っていくのは当たり前なのですが、もしかして本当にこのような心理に陥るのではないか、と考えさせられる。人間の精神が壊れた時の恐ろしさを美しく描いている。また、不気味なのになぜかユーモアさえ感じられる登場人物の表情。展開がうまく、先が知りたくなる運び方、意外な結末など、やはり楳図氏は唯一無二の漫画家だと思いました。
楳図かずおさんは、漂流教室で大好きでしたが、こちらもなかなか面白いです。
昭和〜高度経済成長の街並みや文化、ファッションが逆に新鮮で、新ジャンルの漫画に感じました。おろちのファッション、母親が若い頃の写真で着てたなぁ。
怖いけれど、面白い。さすが巨匠という感じです。当時を思い出しました。絵も意外と思ったよりも綺麗で読みやすかったです。
この作品は学生時代に友人宅で見かけて借りて読んだ記憶がありますが、忘れてしまったので購入してみます。意外と面白かった記憶があります。
ホラー漫画界の神であらせられるところの楳図かずお大先生の代表作の一つです。人間のセミオティックを芸術的に表現しており素晴らしい!