みんなのレビューと感想「妖怪の飼育員さん」（ネタバレ非表示）

妖怪の表現がおもしろい

さまざまな妖怪がでてきて
それぞれユニークで昭和の時代の妖怪とことなり今の時代の妖怪っぽく
独特な世界感に読んでいておもしろく感じました。

妖怪にハマったきっかけの一つ

そうです、この作品は、私が妖怪関連の作品に、足を運びかけたころに出会ったものなんです。この作品のおかけで今ではすっかり虜に。１話完結で読み易くて本当に、出会えて、よかったです！

妖怪は全く詳しくないので漢字だけで書いてあると読めない名前だらけですが…こちらの作品大好きです！
世相と上手く絡めていたり、一話読み終わる事に「なるほど！うまいなぁ〜」となるお話が多いです

丁寧な描写

妖怪が登場する作品の共通点って、「人より妖怪が丁寧に描かれている」事かなと思います。
一番顕著な例が、水木先生のアニメでは無く、漫画を見た時の衝撃！
先生の描く点描を駆使して描かれた妖怪と、出っ歯メガネの日本人との差に驚いたのは、私だけでは無いはず。
妖怪への愛が深ければ深いほど、丁寧に描いてしまう…その思いがこの作品にもあると感じます。
烏天狗や婆の細部まで描き込み！「尊厳」という言葉も浮かぶ。
住環境もそうだ。妖怪の住まう場所の描き方と人間の住むマンションの部屋の差！

ただ、妖怪好きの「妖怪園」の受け取り方は二通りあるかな…
『是非、行きたい！毎日でも通いたい！』派の一方、
『誰の目にも触れる状況に置かれて…切ない…』の人たちもいるはず。
私はどちらだろう？

妖怪がかわいい

妖怪の生態に思いを巡らせながら、他の妖怪集団との喧嘩まで見られて飽きない作品。登場する妖怪の設定がよく考えられていて勉強になる。

よくわからない

妖怪の何が描きたいのかが、伝わってこない。水木しげるや、魔夜峰央は妖怪漫画の見せ方を知っているなとあらためて思った。

その手があったか！

いやぁ～動物じゃなく妖怪を飼育してお客さんに見てもらうって。面白いシチュエーションでちょくちょく読ませていただいてます。

水木しげる大先生も、びっくりの
笑えて、シュールで
ありそうで、あり得ない妖怪たち
いやあ、行ってみたーい
しかも絵がリアル
アクションもいーし
面白いー！

キャラ

各妖怪のキャラが立っていて、とても楽しいです。
思ったよりいい子が多いのもまた良い。
いいなぁ。こんな仕事してみたい。

本当にありそうな妖怪園。こんな妖怪園があったら面白いなーと思いながら読みました。基本はコメディーです。