【ネタバレあり】大正初恋洋裁店のレビューと感想

続きが読みたい

「夢を叶える」ドレスの製作を夢見て上京した娘が、野垂れ死にしそうなところを帝都一と言われるドレスメイカーの男性に助けられる。

容姿端麗な上にとびきりの腕前であるため、常に予約客でいっぱい。これまで1人も弟子を取らずに、全ての作業をこなしてきた彼が、可愛らしい女性を弟子にしたことは町中の興味を引いていた。

娘は弟子となって仕事をするうちに、いつしか恋心を宿していくが、師匠である彼の正体は妖(鬼)だった。心を許した彼は妖である姿を見せると、娘は驚きと恐怖心に襲われる。

それでも、二人はかけがえのない存在だと認めて、末長く共にいることを願うところで、この話は終わる。

なぜ妖がドレスメーカーとなったのかなど、背景が全く語られないので消化不良。それでも、本当の意味での悪人が出てこないので、穏やかな気持ちで読んでいられる。短編に終わってしまったのが残念だ。

絵が好き

先生の絵が好きなので、前に購入してたのですが、あらためて読み返しました。1巻完結なので、足早に過ぎた感じであっという間に終わってしまったので、2巻位でもう少し濃い内容にしてほしかったなと思います。ここから始まるといった感じなので、その後も知りたい。

お互い一目惚れかな？え？いつから好きなの？というくらい展開が早くて少しビックリしましたが(笑)、可愛らしい恋愛でとても素敵でした。あまり不安になることもなく読めたので、穏やかな気持ちで一気に最後まで読んでしまいました。このくらいの長さだと一度に読めて良いですね♪

絵が好き

とにかく梶山さんの描く絵が好きです。
もうちょっといちゃこらが欲しかったですが、おもしろかったです。