みんなのレビューと感想「プレゼント」（ネタバレ非表示）（3ページ目）

心にくる作品です。

13歳の亜希の物語からスタートします。
中学時代の楽しくもピリピリトゲトゲした感じを思い出しました。
大人になって行く亜希に、ワザと鈍く成長していった自分を重ねてしまいます。

いくえみ先生

いくえみ先生ワールド！
派手さはないけど、せつせつと移り行く感情。
切なさや、物悲しげな感じがリアルで、浮遊感すらかんじる

いくえみ先生の短編集、好きです。この作品は華やかなストーリーは少ないですがそれぞれ楽しめます。人間の心の描写の上手さが際立っています。

成長物語

13歳の女の子が大人になるまでの物語。「ザ・ノンフィクション」ですらこんなに長く追ってないし、言葉や状況が「そういうシチュエーションある！」と節々で思いながら読みました。マンガっぽくなくて、リアルなシーンが目に浮かぶ。あるある！って共感できる話でした。

オススメです

オムニバスでいくつかの話を読めるのでオススメです。いくえみ綾先生の作品が好きな人なら後悔しないはず。しんみりくる感じがたまらない。

すまして本

初対面に、すまして本読んでるって言えるのすごい！！そう、中高時代は、仲良しといるのも疲れるときがある！

こんな気持ちわかるよなー、と思わせてくれる作品です。読んでいて、自分自身の過去にさかのぼっていくような、不思議な感覚で読めます。

せつない！

なんともいえないせつない心情の表情が
もうすごくよくてよむことに没頭してしまいました。誰もが経験する学生時代の色んな気持ち。思い出します！

大好きな作品

大好きな作品でした。思春期真っ只中の中学生時代に、周りに合わせてやったことが、好きな人に見損なわれたことをずっと忘れられずにいる主人公が大人になってその人と再会して、、、という話ですけど、そこから単純にまた恋愛して、みたいな単純な話じゃないのがいくえみ作品な気がします。おもしろいのでおすすめです。

大好きな作品

この作品も本当に大好きでした。学生時代、社会人、大人になってからしか分からない複雑な心理描写がなんとも言えません。思春期の頃に周りの空気を読んでしてしまったことを後悔し続けるけど、やがてむくわれるところもすごく切なくて涙が出ます。ぜひ読んでみてほしいです。