4.0
健気な子
1話目の尚くんは本当にいい子でした。放射線治療や抗がん剤治療で苦しんで、手術が成功することなくなくなってしまった。他人ならもう痛くて苦しい治療は終わらせてあげればと思うけれど、我が子なら僅かにでも助かる可能性がおるなら縋りたくなってしまうだろうな。お母さんは頑張ってるけど、父親がクソ。
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1話目の尚くんは本当にいい子でした。放射線治療や抗がん剤治療で苦しんで、手術が成功することなくなくなってしまった。他人ならもう痛くて苦しい治療は終わらせてあげればと思うけれど、我が子なら僅かにでも助かる可能性がおるなら縋りたくなってしまうだろうな。お母さんは頑張ってるけど、父親がクソ。
子どもに先立たれるなんて、想像もしたくないです。
でも明るく懸命に生きる尚くんと、愛情を注ぎ続けるお母さんを尊敬します。
そんな時に2人目妊娠を見て「スペア」だと言った近所の主婦連中。
どうしてそんな事が言えるのか!
天罰でも当たれ!と思ってしまいました。
いろんな病気があって辛い思いをしている人がたくさんいる。
批判する人もいる…。
これを読んでいろんな病気があることを世の中の人に見てもらい、批判する人が減り、病気の人が住みやすい過ごしやすい世の中になればいいな…。
すごく悲しい話です。
覚悟して読んでほしい。
でもたくさんの大人に読んでほしい。
そして子どもを大事にして下さい。
命のありがたみがわかります。生存率50%なんて言われたら毎日不安で生きた心地がしません。母親の強も男の子の強さも泣けてきました。
知らないだけで、世の中には色々な病気がある事を知らされた一冊でした。
子を持つ母として、涙なしには見られない作品です。
かわいい男の子が難病になってしまう、とてもつらい話ですね。主人公はがんばっているが、旦那が逃げてばっかり、腹がたちます
尚君、めちゃくちゃ良い子で泣けました。
スペアっていう、デリカシーのない近所のオバハンにも、非協力的な親父にもムカつきます。
主人公と尚君妹に幸あれ。
子供の病気は、長い時間との戦いになってしまうし、不妊も、お金との戦いになる、
どっちも、親は、体力とお金の勝負になってくる。
いつ難病になるのか、この先どうなってしまうのか…私だったら…と考えてしまう内容でした。
母親は強いな、と改めて思いました。
まだ全ては読めていないので、ゆっくりと読んで行こうと思います。