5.0
片想いを両思いにするところから…
克本先生の作品は、どれも愛とエロに満ち溢れていて、98パーセントハッピーエンド(多分…)この黄金ワンパターンにハマっている方には、全て星5でお勧めです。
その中でも今作品集イチオシは、3話めの「桜と陰獣」 イケイケに見えて実はビビりなヒロイン渚は、大食漢でメシ友ヤリ友の泰明とエリートイケメン上司の西課長との間で選択を迫られることになります。どちらも渚の本当の姿を理解してくれているけれど、泰明は特定の彼女を作らず、西さんは渚が作った料理が余ると捨てさせてしまう…。プロポーズの言葉が秀逸。「これからは、一生花嫁の悪夢は俺がきれいに食べてやるから」 この言葉を渚に贈ったのは? 「花見」と「漠」も重要なキーワード。片思いを両思いにするところから始まる物語、気分は星5+でオススメです。
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