【ネタバレあり】十二大戦のレビューと感想

展開が読めてしまうし

バトルロワイヤルものだけど、十二支という事で脱落の順番は読めちゃうし、最後の最後まで予想外な出来事、みたいな事はなく淡々と終わってしまった感じ。
西尾維新の小説は好きで結構読んだのですが、コミカライズするとこんな感じになっちゃうん？？

バトルものですが、展開が早いのでサクサク読むことが出来ます。でもゾンビになったりするのでオススメできません。

絵が良い意味でやばい。ストーリーはとにかく寅と牛ですね。そこがピークです。個人的にはテンポも早くてサクサク読めて大好きな作品です。

アニメを観て

コミカライズ版も観てみたくなり手に取りましたが、アニメの躍動感とハイスピードなアクションを再現するのは難しいとは思っていましたが、シャープながら立体感もあったアニメ版に比べて、全体的にのっぺり平面的な人物に、アクションシーンも再現は難しいだろうなと思われました。

あらすじは大体読めます。
西尾維新先生の大斬を読んでいる人なら、特に。
しかし、やはり暁月先生とのタッグは素晴らしいですね。勢いが違いますので、最期まで引き込まれます。
そして、女の子が可愛いです。鳥も猿も虎も、それぞれの魅力があって...死ぬと分かっていても、ドキドキはらはらして...
死んだって、タダじゃ起きないんです^_^

最後がぼんやり

戦いの最中は読めない展開を繰り広げてくれるから西尾維新感がとってもあるんだけど最後の幕引きがちょっと呆気ない感じがあってちょっと残念でした。でも話の全体は面白いし西尾維新が好きな人はきっとハマると思います

登場人物みんなかっこいいです！
最初はただのバトルロワイヤルものだと思って読んでいましたが、牛と虎のエピソード、後半の辰巳兄弟の愛には涙です。オチが、あえてなのでしょうがアッサリしていたように感じました。

異能バトルもの

十二支は単にキャラ付けしやすいからっていうのがあったと思う。逆順で脱落するの、すぐ気付いた人も多いし、それくらいのことでしか十二支設定いかせてなかったのがイマイチの原因。

それぞれの個性を細かく描いていて、
それを使った戦闘が面白い！
ただ、皆んな死んでっちゃうのがセツナイよね。。

あらゆる特殊能力を持った、干支に関わる選ばれし12名が命をかけて喜びながら戦っている物語。さまざまな駆け引きや騙し合いがあり、読者も意外な展開に引き込まれていく。徐々にそれぞれの特殊能力が明らかになっていき、その能力内容と使うタイミングに脱帽する。これからどんな能力が、どんなタイミングで明かされ、戦いがどうなっていくのか早く読みたい。