【ネタバレあり】血の轍のレビューと感想（32ページ目）

なんだか不気味

まだ、事件？が起こる前までしか読めてませんが絵のタッチなのかなんだか不気味な感じがしてゾワゾワします。

文はそんなに多くないのに、画力でなかなかページがめくれない。
最新話ではかなりのどんでん返しで、最終回はどうなってしまうのか、とても気になってしまう。

母と息子の愛と狂気の物語り。
ある日親戚と一緒に登山に行き、前々から良く思っていなかった従兄弟を崖から突き落とした母とそれを目の前で目撃した息子。
その事件をきっかけに2人の関係が壊れていく姿はなんだかリアルで怖くもあり、この先どうなってしまうのかという興味が入り混じる作品です。

母親もやばいが父親もやばい。そしてそのヤバさがリアルで、本人たちはそこに全く気づいていなさそうなのが怖い。

不穏な空気

平凡な片田舎の家族の話と思いきや、母と息子の異様なまでの密着度、伯母と従兄弟の過剰な訪問など、最初から読者にはちょっとした違和感が感じられ、それがある日大きな事故へ。そこから露呈される家族の秘密。お母さんが若々しく綺麗なのに内面に抱える屈折した感情が恐怖をそそります。周囲の人間がたまに見せる醜悪な表情も怖いです。

息子に執着する毒親に見えますが、旦那からの無関心のせいで追い詰められて奇妙な思考になったような気がします。この漫画は極端な気がしますが、満たされない結婚生活のせいで子供に執着する例は世の中に溢れている気がします。

こわい話

毒親の話なんだけど今のところ息子との関係がメイン　どうして母親がこうなってしまったのか原因がまだよくわからない　読後感は良くないのだけど新刊出ると買ってしまう

こわい…無料でいまよんでますが、どうなっていくんだろうと気になります。息子さんに彼女の影がみえたらなにするんだろう。気になる漫画です。

続きが気になります！

めちゃコミの中でみた漫画の中で一番、続きが気になり、引き込まれた作品です。
主人公の心情の移り変わりや母親の不気味な精神性がこと細かに描写され、とにかく引き込まれます。この母親がどういう経緯で毒親になったのか気になりましたが、読み進めていくうちに、幼少期からいらない子として育てられたが故の愛着障害、更に無理解な旦那や嫌味な小姑などのせいなのだという事が見えてきました。
母親は、主人公に愛情を持って育てているのでは決してない。主人公を自分と同化させるための人形作りをしているに過ぎない。最新話では、母親は逮捕され、主人公と別れる事になり、主人公は封印されていたオ○ニーをするくだりは、心底ホッとしました（笑）。
主人公がこの先どういう人生を生き、どういう大人になるのか、とても気になるので、最終回までじっくり読んでみようと思います。

ありがちな家族の形にも思えるけれど、色々な場面で見える不気味な違和感。
猫の話は再び出て来るのでしょうか？
母親は元から少し不安定だったのか、あの旦那と結婚してから不安定になったのか。
最終的にどう終わるか気になります。