【ネタバレあり】まんがグリム童話 青髭を愛した女のレビューと感想

青髭

原文は妻になった女性が皆いなくなってしまうストーリーでしたね。中世の時代のおとぎ話はけっこう物騒ですね。そんなこわ〜いご主人様に心惹かれるなんてミステリアスですね。

タイトルは主人公の事ではない

青髭を愛した女は召使いのアルマ。青髭への深過ぎる愛ゆえに妻となった女達を亡き者にし続ける恐ろしい女だった。でも妻達も財産目当ての酷い女達だったようで、何とも言えない。

画が好き

竹崎先生の画で描かれると、お馴染みのグリム童話ですらとても妖艶になるから不思議

恐ろしい

旦那様が恐ろしいのではなかった。どうしてこんなことに。長い間真実は明らかにされなかったのか。こんな結末だなんて。

青髭

元々の「青髭」がどんな話しだったか覚えていませんが、こんなに残酷でしたっけ？浮気する妻にも問題は有るでしょうが、放ったらかしにする夫も酷いです。

何故か時々恐ろしい話が読みたくなって、無垢なお姫様が無垢すぎるが故に転落してしまうお話。最後がハッピーエンドになってほしい。

子供の頃 青ひげの童話を読んで恐怖を感じたことを懐かしく思いながら読んだ これはグリム童話をベースにしたオリジナル話かな まったく別物の話でした

グリム童話と言いきっていいのか ビミョー

表題作に関しては自業自得といったところでしょうか。メイドがやややりすぎ感は否めませんが。短編なのは読みやすくてありがたいです。

グリム童話らしい

こちらの作者様が好きで見に来ました。
きんべいばいの主人公にそっくり(* 'ᵕ' )☆好きです。
1話目の青髭は、案外呆気なく終わってしまったけど、ドキドキハラハラそしてどんでん返し。グリム童話らしい作品でおましろかったです。

表紙

表紙の絵が結末を想像させるので内容が分かってしまった点が玉に瑕ですが、やはりドロドロした感じを描くのがお上手で今回も楽しかったです