みんなのレビューと感想「「子供を殺してください」という親たち」（ネタバレ非表示）（83ページ目）

おもしろい

本当にある機関なのでしょうか？
大人になっても対応されず、対応しなかった保護者にも悪いところはあるのですが、現在同じように困って悩んでいる方々がたくさんいるんだろうな。

とても考えさせられる作品でした。
精神疾患を抱えた患者自身、その家族のそのあまりに悲惨な状況に目を逸らしたくなるシーンもたくさんありました。
でも、もしもこれが自分の家族だったなら、どうしたらいいのか。
我が身として考えること、社会の問題として考えること、とても必要だと思います。そのきっかけとなる作品ではないでしょうか。
なかなか重いテーマの漫画ですが、たくさんの人に読まれればいいなと思います。

考えさせられます

普通だったら子どもを殺して欲しいなんて考えませんが登場してくる人物を見てるとそう思ってしまうのかもしれません。と思いました。
家族が統合失調症の知り合いがいました。
漫画ほどひどくはなかったのですがその時も大変だなぁと感じでいました。
でもだからこそ行政とか医療とかの支援必要性ありますよね。

怖い、怖すぎる

読んでて汗と動悸が止まりません。
もう読まないでおこうと思います。
それだけリアル。

私の姉もこの漫画に出てくるような人でした。
毎日死を隣り合わせに考えていて、生きた心地がしなかった。
姉が親を…か、
私が姉を…か、
相打ちか…。
凶器にになりうるものを全て隠して、家族のみならず、どうか、他人を傷つける事が無いようにと毎日祈る日々。

こういう人を見た時、人は、「親はどんな育て方をしたんだ」と言いますが、親の育て方でこうなる訳ではありません。
病気、障害、生まれ持っての性質でこうなる人は実際居ます。

このタイトル、暗に無責任な親をなじったようなニュアンスに取れます。
親の育て方ではありません。これは強く言いたいし、広く知ってもらいたい。

この漫画はとてもリアルです。
でも、押川さんですら、親の責任だと言うのですか。
本当に家族は救われないな…と思う。

障害があっても、そうならない人もいる。
だからそうなる人は、やっぱり育て方が悪いんだ。ではないです。
健常者がグレて起こす犯罪が全てではないんですよ。

どのケースも考えさせられる

数話で次のケースいくんだけど、どれもこれも、酷い話ばかりだった。いろんな事件がおきてるけど、普段新聞にも小さくしか載らないような話の背景には、こんな重いことが沢山あるんだなと感じた。

やはり親身に向き合ってくれる人なんていないんだなぁと少し気落ちするほどリアリティのある話でした。本当に救いようのない人、存在が周囲を苦しめる、そういう人達の描写がとてもよく伝わってきます。

読みごたえのある作品

家庭内の問題を扱ったドキュメンタリー作品に興味があり、読んでみた作品です。これ以上でもこれ以下でもない、絶妙の温度感で描かれており、大変読みごたえがありました。

怖い...

精神疾患に限らず絶対に自分がならない病気はほぼないと思うので、読んでいて怖くなるのと同時に、愛情の伝え方やかけ方も一方的では駄目なんだなと深く思います。
続話がでるとつい読み続けてしまう作品です。

読むべき

精神疾患について調べたら何か接点を持つことはなかなか無いと思いますが、これを読むとイメージもできない現実を知ることができます

考えさせられます

普段の生活の中ではイメージしにくい家庭内の問題を、自分の身近にも起こりえることとして捉えることができる作品だと思います。