【ネタバレあり】「子供を殺してください」という親たちのレビューと感想（81ページ目）

病院で働いていると精神疾患を持つ患者さんの多さに驚きます。治療していても病状のコントロールが難しいことも多いのに、家族が協力的でなかったり、受診を拒否して未治療だとこの話のような状態に陥ってしまうと思います。盛った話ではなく現実に起こっている話だと感じました。まだ途中ですが、自分的には史上最悪のメリークリスマスの家族が最悪なケースかと思いました。

考えさせられる

興味本位で読み始めたのですが、あまりのリアルさに言葉を失い、同時に深く考えさせられました。精神疾患を抱えた人がいると家族は普通の暮らしを奪われる。けれど、その発症となる原因は家族にあったりする。その事に気付けず、世間体を気にして見て見ぬふりをして病院に連れて行くのが遅くなり、更なる病状の悪化を招き、死んで欲しいと思う‥決して人事ではないと感じました。また家族がまともでも何らかの事情で病む人もいて、その負担が家族に重くのしかかるのも辛いです。重いテーマですが、この主人公のように厳しくも愛情もって寄り添ってくれる精神保健福祉士がいることに救いを感じました。

普通

なんか怖かったけど読めなくもない
世の中にはあるんだなっていうことがわかりました。ちょっと怖かった。

押川さんは立ち直れた特別な人

精神障害者を医療に繋げるために、真剣に説得をする主人公の押川さん。ブレない発言がカッコいいです。押川さん自身も精神科のお世話になってからこの活動をしてます。でもここまで立ち直れるのは押川本人の力ですね。

この漫画の中には、障害を患った子の親がしおらしく、被害者(のように)描かれる事もあります。しかしそれは単に歳をとったから。親が若い頃は、子供に自分の都合の100%以上押し付けるモンスターだったことでしょう。
この漫画は、自分の所有物である子供に何をしていたか、子供から何を奪っていたか感じることができない人間に育てられてしまった人間の話だなぁと思いました。

私自身も精神疾患者

私自身もうつ病･パニック障害を持つ、
"母親"です。
マンガでは、子供が精神疾患者であるので逆の立場になりますが･･･私の子供達はうつ病に関して理解があるのにも関わらず、実の両親の理解が得られなかったのです。
胸が苦しくなる"現実のマンガ"だな、と思いました。

別のアプリで

別のアプリで無料を読んでいたのですが、続きが読めずこちらでの読み始めました。
タイトルに惹かれて読み始めてみたら、中身は現代社会の問題にスポットが当たっていて面白いです。

話題作

2030年には現実になりそうな未来作。今40歳ですが、今でこそ、子供を一個人の人間として尊重して育てる時代になりましたが、、。

あるんだろうなあ

リアルでほんと悲しくなる きっと現実にこんなこといっぱいあって家族や受け皿がなくて事件起こしてる人いるんだろうなあ でも社会の迷惑 ちゃんとまじめに働いて自分のことは自分でしろって基本にかえるけど、統合失調症とかどうしようもないのか 施設に閉じ込めて出すべきじゃないのに受け皿になるところも無かったらどうしたらいいんだ！

読むべき漫画

リアルな内容だと思います。
元々の体質的な部分もあるだろうけど、精神疾患って育った環境も少なからずあると思う。
作中でも、相談に来る家族は一見可哀想と思えるけど、よくよく見たら患者本人も家族にもそれぞれ問題があったり....深く考えさせられる。
猫や虫を痛めつける様子があって生々しい所もあるけど、これも現実にある話。そう考えるとリアルな漫画だなと思います。

現実に起こっている話

中身は実際に起こっている話。家族にしかわからない問題から、気づいていても見ないふりをしている我々傍観者。原因は必ずあるが、認めたくないという話が詰まっている