みんなのレビューと感想「「子供を殺してください」という親たち」（ネタバレ非表示）（514ページ目）

親ならば

もしかして私も…と考えさせられることを多く感じる作品です。
もちろん自分自身も、昔は子どもだったし、双方の立場で読ませてもらいました。
そして自分の中で得られて結論は、自分は自分で、他者の何者でもないと言うこと。
それは教えること、教えられることではないことなので、苦しんでこの作品を読んでいる人は気づいて欲しい。
親の背を見て育つって言葉もあるけれど、反面教師というか考え方もある。
自分と周りを見渡せるヒトになって欲しいし、もし自分の親がそうでないヒトだったら、このようにならないぞという手本にして欲しい。

リアルな怖さ

この漫画にある内容が、非常にこわいです。精神疾患、子供の頃からの教育のせい？色々な事情はあると思うが、現実に、大人の引きこもりが多いので、この状況に陥っている、どこに相談に行ったらいいのか、わからないケースは多いと思う。私も相談にのって欲しい。

色々考える作品

無料分で読みました。
色々と考えさせられる作品でした。
子供が手に負えない、どうしたらいいのか分からない。いろんな問題を知れます

読み始めると

止まらなくなります
こういうメンタル系は自分の体験談や否定をするものが多く感じていた中で体験談などではなく血縁関係のない外側からの間接した中での視点で赤裸々に語られている感じがいいです。
描写など過激なものもありますがそれも一つの物語の中での布石だとしたら書かなければならないことだと思います。
タイトルは衝撃的で内容も濃いですが私は好きです。
いなくなってほしい程辛い家族の気持ちや共倒れになるケース、逃げるケース、向き合うケースどれもこれも読んでいてグッと心にくるものがあります。
過激な描写があるので苦手な方や、精神疾患を不快に感じる方、おもしろ半分で読む方には向かないのかなと思います。

ノンフィクションとか、超怖えーよと心の中で何度思ったことか。身近にいたら救いの手を差しのべたくなるが、それも怖いな。

社会の闇を感じます。実際にストーリーに出てきた家庭は存在するんだろな、と思うと何となく胸が苦しくなります。

リアル

実際にありそうな重いテーマですが、絵が綺麗でさらっと描いてあり読みやすいです。加害者の家族も責められる事が多いですが、やはりその分もがいて悩んでいるんだろうというのが想像できる。

こういう家庭はきっと存在してしまう

自分の子供に対して殺してほしいという感情を持ってしまうほどに追い詰められてしまう親はきっと存在しているのだと思う。なぜそのように育ってしまったのか、なぜなのか。読んでて怖くなりました。でも目を背けてはいけない問題だと思いました。

胸が熱く…

最近はこういう事件も少なくないのでとても心が痛くなりました。
家族でも恐怖を覚えれば一緒には住みたくないんだなぁ

結構エグくてあと味悪い感じの漫画です。ハッピーエンドではないかな。ただ現実に絶対ありそうな話なので、読んでみてほしいです。