3.0
完結したの?
結局よく分からないお話でした。
導入部分が、肌に合わなかったからなのか、最後まで主人公やその周りの人間に対しては自業自得という言葉しか去来しません。
主人公は、下らない男だし、解決とされた選択が、これまたなんというか…
結局名作というものはストーリーは当然として、キャラクターも素敵じゃないとならないんだなあと。
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結局よく分からないお話でした。
導入部分が、肌に合わなかったからなのか、最後まで主人公やその周りの人間に対しては自業自得という言葉しか去来しません。
主人公は、下らない男だし、解決とされた選択が、これまたなんというか…
結局名作というものはストーリーは当然として、キャラクターも素敵じゃないとならないんだなあと。
ユーザーさんの評価が高くて、とりあえず試し読みをしにきました。
分かりやすい内容でしたが、ストーリーは完全に男性向けでしたね。
絵柄は割と読みやすい系統でした。
個人的にはそんなに好きな作品ではないので、購入はしませんでした。
よくある超能力モノかと思いきやそこはちょっぴりいい具合に裏切ってくれてます。まあ余計な力は持ったら持ったで厄介なことになるのは世の常だが
主人公は最初はほそぼそと超能力を使ってたけど、事故で人を殺してしまったことがきっかけで予知能力がおかしくなったみたい?気になる展開です。
「ファイナル・デスティネーション」という映画(死の運命を回避すると、死が追ってくる)と、「ネクスト」という映画(ニコラス・ケイジが二分後の未来を予知できる)に、「リング」の風味を足したような話だと思った。
まあ、それはいいのだが、「呪い」のくだりあたりから、私は急激に興味が薄れてしまった。
主人公は超能力者でありながら、何の志もなく、自分の力を誰かのために使うでもなく、ヒーローになろうとするでもなく、ごくごく小規模なずるさで日常を生きているに過ぎない。
そこは逆にリアルで、好感を持った(主人公に対してではなく、作品としてのアプローチに対して)。
ただ、「それ」を私はもっと読みたかった。
主人公が、制約の多い予知能力を(下らない目的にでもいいから)ずる賢く使って、ろくでもない人生を生き抜く様を。
「なるほど、そんな予知能力の使い方があるのねー。でも、もっとマシなことに使えや!」的なものを。
身勝手で恐縮だが、呪いから主人公の後悔や贖罪に向かっていくストーリー展開には、何だか冷めてしまった。