4.0
切ない
キリオはワイルドでカッコいいけど、良い人生だとは思えなかった。実際にありそうな世界だと思った。話が前後するので、読み返しが必要かな。
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キリオはワイルドでカッコいいけど、良い人生だとは思えなかった。実際にありそうな世界だと思った。話が前後するので、読み返しが必要かな。
もんでんさんの作品だから読みました。
時代もので、なかなかの切なさ。
絵もいつもながらとても綺麗で読みやすいです。
読み始めてくととまりません。
感動というか切ないというか。
なんせ、読んで欲しいと思います。
えもいいかんじ。
たったこれだけの話数で、これほどドラマティックな展開を魅せる作家さんは、他にいないでしょう。
タイトルから勝手に想像してみた世界の、遥かに奥へ、遠くへと、持っていかれてしまう、まるで迷路の様なストーリーです。
読後の感情があっちこっちに飛び交って出口が見つかりません。
それはもしかして、登場人物達にもいえるのかもしれないと思いました。
戦中戦後の混乱の極みの中、もがき迷い、終わりがあるのかどうなのかもわからない闇を、まさに迷路の様な世の中を、生きた人々が過去の現実に確かに存在したのですから。
心の中も生きている世界もすべて闇。
そんな男達に最後、光を注ぐ少女シロ。
何もかも失くすのが少女にとっては良かったでしょうし、美都は行き場のない愛情をシロへ注いで生きる糧を得る、という事なのかな。
ひとつ☆を減らしたのは、シロの在り方が不思議少女ではなく、もっとこう…確固たる現実味のある女性であって欲しかった気がしたから。
天使の様な位置付けなので曖昧にされたのかもしれませんが、ちょっと中途半端に感じてしまいました。
まぁ、とても中身の濃い、素晴らしい作品なのは間違いありませんので、私の乏しい語彙力でこれ以上を語るよりも、作品を最後まで読んで頂いた方が有意義です。
感情の迷路にハマりますけどね。
もんでんさんの話大好きです。時代設定も今回良い。おもしろいです。絵も綺麗でひきこまれます。おすすめですよ。
もんでんあきこ先生特有の骨太なワイルドな男性が出てきてかっこいいです。がたいもいいので、読んでいてストレートに面白いしイケメンを眺めるには最高得点な作品でした。
なかなか救いのない切ないストーリー展開です、この作家さんの作品が好きで一気に読んでしまいました。絵も秀逸で、ストーリー展開もテンポよく練られています。
こう言う世界、こういう仕事
本当にあるのでしょうね。私の住む世界とはかけ離れてますが、興味深いものがありました。
昭和、戦後の話で、当時の混沌とした感じかよくわかる!絵がとても綺麗で、すんなり物語の中に入り込めた。
絵が凄くきれい!
時代背景もしっかりしていて話に引き込まれる。ついつい全話買ってしまいました。読んで損無しです。