伏線の回収が素晴らしい
最初はアパートに住む若いクリエイター達の中で起こる恋愛モノかと思いながら読んでいましたが、途中から推理小説のように思えて来ました。
読み進めるにつれて、あの時のあれはそういう事だったのか!と、覆われていた包装紙をめくるようにひとつひとつの中身が現れて来ます。
2回以上読んで、また新しい発見ができる話です。最初は登場人物の男性の顔と名前が判りづらいので、やはり通しで2回以上読むのがお勧めです。
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最初はアパートに住む若いクリエイター達の中で起こる恋愛モノかと思いながら読んでいましたが、途中から推理小説のように思えて来ました。
読み進めるにつれて、あの時のあれはそういう事だったのか!と、覆われていた包装紙をめくるようにひとつひとつの中身が現れて来ます。
2回以上読んで、また新しい発見ができる話です。最初は登場人物の男性の顔と名前が判りづらいので、やはり通しで2回以上読むのがお勧めです。
スロウハイツというアパートに住む小説家の作品を模倣した事件が起き、その責任を作者に問うためにマスコミがアパートに殺到する所から物語が始まります。
それなのにいきなり10年後に話しが飛んで、アパートの住人が集まってほのぼのパーティーが始まる。ダラダラパーティーの話しが続いて、中々核心にふれずイライラしました。
5.0