みんなのレビューと感想「ひめゆりの歌が聞こえる～女の戦争哀史～」（ネタバレ非表示）（6ページ目）

戦争

戦争はやっぱり悲しいし、残酷な話です。
戦争の話を見ると心が打たれます。
今の幸せの大事さが分かり良いと思います。

悲しい

戦争の犠牲になるのは、いつも一般人。そして子供や女性。現代では考えられないような残酷な時代に、儚くも懸命に生きた女性達は美しく逞しいですね。もう二度と戦争は起こさないで欲しいと強く思いました。

この作者さんは、毎回、ストーリーに引き込まれちゃいます。昔は、これが、当たり前だったかと、思うと胸が痛いです！読んで欲しいです。

読めば読むほど苦しい気持ちになる。でも同じ女として知らなければならない苦しみがあると思って読んでいます。

やっぱり戦争は不幸しか生まないですね。お国の為にと思ってみんな必死に闘ったのにそのお国に沖縄は入ってなかった。悲しすぎる。

結末も分かってる。
なのに読まなければ。という気持ちだけで読み進めています。
苦しいけど、悲しいけど最後まで読んで、また後世に伝えていかねばと思いました。

何作品も読ませて頂いてますが、特にリアルに感じます。戦争時代、心理がとてもわかりやすく書かれてました。

これが現実。

これが戦争の現実。

死ぬ人は死ぬしかない、手当ては受けられない強い者も弱い者も死ぬものは死ぬ。

人も人の心も無くしてしまうのが戦争。

戦からは何も生まれない。

多くの戦没者の犠牲が有った上での平和を忘れてはならない。

敦化事件のようなことは、戦時中侵略されたり、負けた側の人間には沢山あったのだと思います。現在も紛争が起こっている地域では同様のことが起っている。
日常に不満がないわけではないけど、死と隣り合わせではない、平和な生活を送れていることがいかに大切か思い知らされます。

このシリーズは好きです

ストーリーな女たちシリーズが好きです。
こちらも、なかなか辛いお話しですが（戦争ものはそうならざるを得ない）読まずにいられないです。