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本当に大好きなお話です。夕希と晃の出会い(高校生)から亡くなるまでの添い遂げるお話です。ボロボロに泣きます。大好きです。
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本当に大好きなお話です。夕希と晃の出会い(高校生)から亡くなるまでの添い遂げるお話です。ボロボロに泣きます。大好きです。
白洲迅さん主演の実写作品が良かったので、すぐにチェックしましたが、ポイントが貯まるまで読み始めるのを待っていました。
ドラマでは、出会いから2人が復縁するところまでですが、晃のお姉さん(ドラマのオリジナルキャラクター)の国際結婚をきっかけに自由に生きることの大切さに気付き、夕希も伊東家の家族として交流する場面があり、ほのぼのとした気持ちになりました。
ポイントを待っていたのは、勝手に長いお話だと思っていたから。まさか13話で完結するとは…。
今回初めての作者様でしたが、絵がキレイで魅力的なキャラクターを表情で見せるのが上手な方ですね。
出会いの頃はセリフを最小限にしていて、逆に引き込まれました。
こんな子供っぽい純粋な男の子達が恋に落ちるなんて?と思いましたが、白線同様まっすぐな可愛い恋が始まりました。
その後は時間の流れが早く、数年、数十年と経過しますが、年齢の変化とそこに至る2人の見えないストーリーが感じられるので、読者を置き去りにされることはありません。
むしろ余分なものを切り捨てて、潔い。
私にとってBLはファンタジーで、キレイな男の子やイケメンな男性だから見ていられると思っていました。だからおじさん、おじいちゃんになったら見たくないし、実際に描いた作品はほぼ皆無と言っていいと思いますが、この作品では60代で3度目の別れ、80代での旅立ちまで描かれていて、長い人生の最後まで愛に溢れた素敵な姿に心打たれました。
28歳で、漠然とした将来の不安から夕希と別れた晃は、結婚相手からも逃げて、自分も含めて誰も幸せに出来ない。同性カップルにありがちな不安、焦りはリアルなのでしょうが。
奥さんになじられ、夕希に殴られるくらいは当たり前で、それで許してくれた2人に感謝しないといけませんね。
夕希が人生の最後に、出会いの頃の高校生に戻って白線をまっすぐ駆けて、晃と笑顔で抱き合うシーンは多分この先も忘れないと思います。
高校生の時の 面白い妄想をする2人が出逢い、恋をし
別れを経て 本当の自分を認め 再び出逢い 人生を共にする物語。
2人の長い時間がさらっと描かれてましたが、
描かれていない時間を想像して読むと、また味わい深い作品だと思います。
出会いはすごくポップというか、軽い感じのノリだなと思ってたんですが、現実的なことへの不安から別れたり、また運命的に再会できたり、一本の映画のような作品でした。
ひとりがもだもだして、結婚してやっぱり、
というストーリーは、何百回と読んだことがある感じで、話しもどんどん展開していき、やや駆け足な感じで物足りなかった。
なしには、見れませんでした。。号泣しました。。BLでこんなに泣くなんて…すれ違う時もあったけど、お互いを本当に愛してる二人、、きっと幸せな日々をいっぱい過ごせたんですよね、、天国でのデートを、妄想したいと思います!
これはやばい!
涙腺崩壊!!
2人の愛の深さに、運命の尊さに、涙が溢れてきました。
絶対に読むべし!
BLとかちょっとって思う人。
これはただ一つのとてつもない大きな大きな愛の物語です。
映画化して欲しいなぁ‥
レビューの評価が高くても自分には合わない時もたまにありますが、これは本当に良かったです!
何より子供っぽく見えて、精神的には攻めより遥かに男前で一途な受けが魅力的。身勝手な理由で別れを告げられ、8年も1人で苦しんでいた時は可哀想で仕方なかったけど、それだけにまた好きな人と一緒に暮らせて幸せだったんだろうなと思えました。
わりと短い話だから駆け足な印象は否めませんが、おじいちゃんになってからも可愛い受けに終始癒されました。
無邪気で微笑ましい出会いに、可愛らしい軽めの話なのかなと思っていたら、高校生の伊東晃(あきら)と西夕希(ゆうき)が出会い、大学生になって気持ちが通じ、社会人になって同棲したものの別れ、8年後に再会して復縁し、亡くなるまで添い遂げるという、まさかのロングスパンのお話。
しかも途中は重め展開で、28歳での別れに至るところはツラくて読み返せない…。
8年後の再会からはかなり時を飛ばして断片的なエピソードが描かれる程度だけど、幸せに暮らしているわかってホッ。
最後に病室を抜け出した夕希が満面の笑みで白線の上を駆けて、待っていた晃と会って抱き合うシーンは、展開がわかってても涙が止まらない。
13話の中でよくぞ70年近くにわたるふたりのストーリーを描いたなと思います。
ただ、いろいろなエピソードや設定がそぎ落とされていると思われ、特に晃の良さがわかりづらいのが惜しい。
夕希と別れる理由が身勝手だし、8年経っても忘れられないほどの魅力って何?となって、夕希が不憫でしょうがない。
たとえば再会後に、別れた本当の理由を明かしてもう絶対に傷つけないと宣言するとか、家族にカミングアウトして一生大切にすると言ってみせたりとか、夕希を甘やかしたおすシーンとかがあれば見直せたんだけどなぁ。
はじめは夢見がちな夕希を現実的な晃が支える話なのかなと思っていたけど全然逆だった。夕希の方が精神的にすごく大人で強い。
ふたりでいれば怖いことなんて何もない、ということを先にわかってた。
脚本家としても大成したっぽいし、才能もあって努力もしたんだよな。
パートナーを見送り12年もひとりで過ごすのも晃だったらムリだったんじゃないか。
8年と12年って相当長いので、そこはもっと短くして、幸せな時間を長くしてあげて欲しかった(涙)
で、ここからは蛇足ですが。
第3話、19歳でスマホで終電時間を見るシーンがある。スマホが日本で流行りだしたのは調べると2008年ぐらいからなので、大学生でスマホを使えた人が70歳、80歳になるのって、かなり先のはずなんですよ。
ということは、これはあるかもしれないひとつの未来。
だから、医療が進んで、晃の病気は治ってもう少しふたりは一緒に過ごせたかなとか、日本で同性婚も全然普通になって、気楽に過ごせたかなとか、そんな幸せな未来もあるかもなと勝手に妄想して、涙をこらえてます。
私的には、深く刺さるものはなく、
少し切なかったけれど、さくさく、すらすら
読んでしまいました。
1話目の台詞のなさというか、
全体的に深みがないというか、
そんな印象でした。
レビューの評価の高さが意識の中に先行していたので、
そう思ってしまったのかもしれません。
結局、攻めの子に振り回されてしまった感の強い作品で、
最後はあの世で結ばれたけれど、
そんなに感動できず…残念でした。