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女郎さん達はそれぞれに事情があり、本当に辛く大変な毎日を送っていたと思います。
好んでその仕事をしているわけではないのに、周囲の冷たい目に晒されて。汚れたと言われて。
読んでいて悲しい気持ちになりますが、過去にはこういうことがあったんだと学ぶのも良いことだと思います。
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女郎さん達はそれぞれに事情があり、本当に辛く大変な毎日を送っていたと思います。
好んでその仕事をしているわけではないのに、周囲の冷たい目に晒されて。汚れたと言われて。
読んでいて悲しい気持ちになりますが、過去にはこういうことがあったんだと学ぶのも良いことだと思います。
短編なので読みやすいです。でも一話一話内容が深くて切ないような悲しいような気持ちで読んでます。しあわせな人生を送れるんだろうか?この人達は。産まれた時代が違ってたら好きな人と一緒になれたりしたのにと思うと悲しいです
この作者さんのお話、どれも面白いです。
遊女のお話でも、花魁、からゆきさんなど、当時の風俗を書き分けてます。
おちょろ舟は、店に所属していない最下層の遊女。でも、その哀しい身の上でも明るい主人公には好感がもてます
最初の話を読みました。お嬢様が、父親が騙されたことにより、ある日いきなり吉原女郎に。父親が騙されたことを知り、復讐のために人気花魁になり力をつける。そして復讐相手の息子により、成し遂げられる。大変な生い立ちの主人公、深い話で、吉原系の中では好きな話でした。
チヌ、いい子です。
おちょろ舟でひどい目にあっても、
かたぎのお母さんにひどいことを言われても、
相手に、ひどい言葉はぶつけない。
自分だって辛くて悲しくて、姉やんにあいたいだろうに。
いつか若様でなくてもいい人に助けてもらいたいと願います。
おちょろ舟だけを
読みました。
ずっと兄妹のように
助け合って育ってきた
兄が事故で怪我をして漁に
出れなくなってしまった。
それを機に妹は身体を
売り出します。
そこから運命な歯車が
おかしくなってしまって
悲しいお話でした。
現実にも起こった話なのだろうと思うと、時代とはいえ好きで自分の身体を売る人はいない。家族を大切な人を守るため。生きていくために仕方なくお金を得る手段がそれしかない。今の若い浅はかな考えを持った子に知って欲しい。
女郎にならないと生きていけない女性達の哀しさももちろんだけど、男女関係や人間関係も哀しい。
おちょろ舟は、最初の段階で結末がわかってしまった。それも哀しい。いつの時代も、男のやることは変わらないのか、貧しさ故の悲劇なのか。
最初の話と投げ込み寺だけ読みました。どうしても女性が辛い思いをするシーンも多いですが、投げ込み寺のほうが結末は救われます。辛くても自分の思いを持って生きていこうとする女性の強さを感じる作品です。
現在無料連載で読んでいますが…。
どうにも設定が某人気少女漫画に似ています。こちらの方が展開が早いですが…。こういった内容には作りやすい設定なのかも知れません。
今のところきゅんきゅんしたりといった内容ではなさそうです。