【ネタバレあり】闇っ子～戸籍のない子供たち～のレビューと感想（10ページ目）

ベタですが

ベタな内容でしたが、多分本当に似たような話があったんだろうなーと思ってしまう作品でした。
時代や国などの背景を考えると、
日本が舞台の虐待をモチーフにした作品とは違って
文化としてこういうことが日常的に起こってたんだろうなーと
なんともやり切れない気持ちになりました。
今の時代には多分こんなこと起こってないと思いますが…

一人っ子政策のお話

この人の作品は、基本的に好きです。
表題作だけ購入しましたが、なかなか面白かったです。

中国の一人っ子政策をテーマにしたお話しです。
「中国では一人っ子政策のために、二人目の子供を戸籍に登録しない」
という話は以前都市伝説的に聞いたことがありましたが、このお話しを読んで、それが実際にあるんだなぁと思いました。
社会の闇を感じますね。

可哀想すぎる

ただただ可哀想すぎるの一言につきます。「一人っ子政策」のまさに闇ですね。日本でもちゃんとしてない親が子供の戸籍を届け出していないという個人レベルのものはあるんでしょうが、中国の場合は国レベルですもんね。主人公の女の子は家族と貧しいながら学校に通っている姉に勉強を教えて貰ったり幸せに暮らしていたけれど、ある日弟が産まれてから売られてしまいます。そこで初めて自分が売って家計をたすける存在だと知ってしまい。人間不信になりますね。

これは実話なのか。
人として生きる事が許されない、この世界は実存するのか。経済発展目覚ましいかの国で。
闇っ子と呼ばれる悲しい存在。
親に売られる。売られてしまう！
男の子が出来たから、とモノのように。
愛されたことはなかったの？
少女を守りたい存在が現れたことはせめてもの救いです。
今の自分の幸せに感謝し、同時に地球上の哀れな子供たちの運命を思い...そんな作品

無料で読み始めましたが…先が気になりました。これはホントにあったことなのか？でも、ありえそうで怖い。怖いけど、本当なら目を背けず事実を認識して今後はこのような過ちを起こさないようにしないといけないと思う。

一人っ子政策

一人っ子政策の闇だなぁと思いました。
中国には今もこのような思いをしている子どもたちがいるのでしょうか？
切なくなりました。

何だか気になるストーリーで、ついつい続きを読んでしまってます。ちょっとだけミステリー部分があるので、話しは面白いかと思う。

中国の一人っ子政策なんかが絡んでくる作品で凄く面白かったです。
社会の闇が垣間見れるのと分かりやすく書かれているので色々考えさせられました。

悲しい

中国の一人っ子政策の被害者。あんな子供が自分が生き残るために自分を犠牲にしなくてはならないなんて心が痛む。

社会の闇にせまる

現実におきている話で、知らない人が多いなか、この本を読むことで子供を生む責任や命の大切さに気づかされる