【ネタバレあり】青い春よさらば!のレビューと感想

芳野の近所のお兄さんがゲイで、親にバレて家を出てったことから芳野の不安も大きくなった。
それで「駆け落ち」を思い浮かべて実行しようと栃本のところに来るけど、
もうその考えが子供なんだよね、でもそれも仕方のないこと。
だけど実際に二人で遠くに行ってみて「まだ何もできない子供なんだ」と身に沁みてわかってしまった。
あけどここで帰ってもう一度考え直す選択したのは立派だよ、どっちかがごねたりとかして喧嘩になったりもしなかったし。
でもお付き合いまで辞める必要はあったのかな、まぁより慎重に大事にすることを選んだとも言えるけど。

その後社会人になって何事もなく月日が過ぎた大学卒業から8年後の栃本の誕生日、
芳野から連絡が来る。
いやもうとても静かに展開していくんだけど、私には芳野のあの電話は熱烈なラブコールに感じました。
変わらず今も好き、それは栃本も同じで忘れることなんかできなかった。
そしてそれぞれ自分の気持ちをはっきりさせて同居へ！！
ハピエンです。純愛ですね、すごい。
まぁいくら好きって気持ちがあっても別れちゃったらいずれ過去のことになって忘れていくもんだということも経験上解ってるもんだから、８年もスゲーなと思うし、ほんとにこんな人いるのかな？とも漫画の世界の話なのに考えちゃったりしますけど、一人を思い続けて時間かかってもまた二人の時間が再び始まるのは素敵なことですね。

短めなのでコンパクトにまとまってますがなかなか良かったです。
サクッと読みたいときにちょうどいい感じです。

出会いから、中間、再開までが全て青い春です!読んでいてずっと淡くて切ない感情が出まくりでした。最高でした。

なんだか切ない

すごく心の描写が切なくて、思わず読んでしまいました。続きが気になる。幸せになって欲しい2人です、、。お勧め