【ネタバレあり】恋愛ルビの正しいふりかたのレビューと感想

面白い

表紙には惹かれて読みました。ストーリーはすごくよく出来ていて、ついつい最後まで買って読んじゃいました。

表題作は夏生がほんとに素直でまっすぐで一途で可愛い。
基本的におバカなんだけど、ヒロを好きになった理由を知ると、外見じゃなくてその人の中身を見てることがわかる。
お話は短いけど、色々ギュッと詰まってます。

『ほどける怪物』は『錆び夜』のスピンオフで、弓に暴力を振るっていたかんちゃん（林田）のお話。
『錆び夜』ではほぼ悪人として描かれていたけど、林田は林田で弓と別れてから数年経っても苦しんでいて、自分を好きになってくれた秀那を受け入れることにも躊躇してしまう。
最終的には自分の気持ちを解放して秀那と恋人になってハピエンなんだけど、そこに至るまでが切ないです。
続編の『はだける怪物』もぜひ読むべし！
このシリーズ、大好きです。

続編のみ

“錆びた夜でもー”に出てくる弓のDV元彼のその後が描かれているので、8話以降の“ほどける怪物”と“monster sugar”のみ購読しました。
本編では断片的だったかんちゃんの心の弱さや後悔が丁寧に描かれていて、もちろん暴力は絶対にアカンけどかんちゃん側の気持ちも分かって読んで良かったです。
弓では救えなかったけど、秀那と出会うことでかんちゃんも幸せになれたのかなぁと思います。
後書き的な“monster sugar”はかんちゃんと秀那のイチャラブが堪能できます。

受けがヤンキーはヤバい

元陰キャ現イケメン美容師攻めの、アホヤンキー土建屋受けの再会CPと、錆びた〜のかんちゃんが受けになる、リーマンCPの２組の話。

なかなか

絵が好きで見に来ました。まだ途中ですが、ヤンキーっぽいのが出てるのが好きなので、今後も読み進めていきます。

素晴らしいとしか言いようがない

『錆びた夜でも恋は囁く』のスピンオフ。
錆びた夜、、、が好きすぎて表題作品よりもほどける怪物を先に読みました。
秀那と林田がちゃんと付き合うまでのあれこれ。
これがあったからこそこの二人の絆は深くなったと思います。
林田は見た目はとがっていても心は弱くて優しいのだと感じました。
勇気をもってつなぎとめてくれてよかったーーー。


のちに表題作を読みましたが、ほどける、、、のほうが好きすぎて表題作は物足りなく感じました。

良いなー

表題のと「ほどける怪物」。ジャンルは違えどもかなり屈折した状況の話。どちらも好きです。
人間関係をこばまない限り多少はついてくる歪みと折り合いをつけようともがく姿は読み応えがあります。
愛すべきバカキャラもこの作家さんのは好み。「ほどける」は続編「はだける」も読んで欲しいです。表題はエロ少なめ。

イメチェン！！！
絵柄大好きです！！
陰キャだったころのあいつがきて
ドキドキしました！

まだ初めの方なのですが
早く続きが読みたいです！！！

かんちゃんのその後

弓くんと別れたあとのかんちゃんと、後輩で明るいイケメンのしゅうなくんのお話。男同士ってかなり荒っぽい。かんちゃんがまともに戻れてよかった。このシリーズ、結構ハマる。

どちらのお話も最高です。

恋愛ルビの～はとにかく夏生が健気で可愛すぎ。
こんなに真っ直ぐ慕ってくれたらだれでも絆されますって。ヒロも最後には自分の気持ちに気づけて良かった。夏生の気持ちが報われたのが嬉しい。

ほどける～は林田さんが幸せそうに笑ってて
ほんとうにほんとうに良かった。
人との出会いってすごいなって改めて思わされました。