【ネタバレあり】ミスター・フィクションのレビューと感想

よくあるストーリーではあると思う。
嘘×記憶喪失というお話し。
でもそれすらも嘘だったわけだけど。

ふたりで過ごすうちに不安だとか依存だとか…お互いに色んな感情がでてきて、ぶつかるところもあったけど、結果、うまくいってよかったですー

ドラマCDから知りました
嘘をついてたのは実はお互いで。
三角関係も攻めのほうがというのも
ストーリーの歪んた関係に
プラスされて闇を濃くさせました。
個人的には心療内科医のサイドストーリー
のほうが好きです。

みんな自己中。勝手が過ぎる。

思い人が怪我をして記憶がなくなったからって、自分の恋人だと嘘をつき、それを知った元カレが脅すように関係を持ち、記憶がなかったと思ってたのに実は。。。ほんと、みんな身勝手。

3人の大人

雨宮の元カレである佐伯が主役の“ダブル・スタンダード”を先に読んでからの今作読みました。
高校時代からの親友で元サッカー選手の梶と、整形外科医の雨宮。
事故で記憶を一時的に失ってしまった梶に、高校時代から想いを寄せていた雨宮は嘘をついて関係を迫る所から始まります。
雨宮の嘘につけ込む元カレの佐伯もなかなかですが、医師として雨宮はどうなんだ？と違和感を感じてしまいました。
“ダブルー”で梶が佐伯を毛嫌いしてる理由が分かりました。
Hシーンも多くて、2人が両想いになれたので良かったですが、私は“ダブルー”の方が好きかな。

いいお話し

ドラマCDにもなっている いい作品です。
同級生、サッカー選手、ケガ、医者、記憶障害
と 色々重いお話しでもあります。

梶も 元々 雨宮が好きだったようだけど、それでも 身体を繋げるのに それほど葛藤がなかったのと、雨宮が 受けから攻めに 転じたのは なんでかなぁと。
記憶ないなら 雨宮受けのほうが 負担少ないのに。
心と気持ちの使い分けの意味だったのかな

嘘×嘘

一気読みしました！シンプルに面白かったです。
ミスターフィクションというタイトル通り、最初は雨宮の嘘から出た実かと思って読んでました。
なんだか切ないなぁ、と思いつつ、梶がいつ回復してしまうのか、それでも繋がってて欲しいなって思ってたら、まさかその上に梶の嘘が。

攻めのはずの雨宮が、実は元カレと付き合ってたときには受けだったという設定にびっくりしましたが、それ以上に2人が幸せになってくれて、よかった(^ー^)

良かった！

佐伯先生の、元彼のお話でした。こういういきさつで、外科医の先生との繋がりがあったんですね。いつかか刺されると思った、というセリフに納得しました。面白かったです。

記憶喪失、途中からわかってたのか。一度は結婚もしたけど、浮気されてサッカーもできなかなって、雨宮の嘘の世界で生きるのもいいかなって思たんですね。行き違いはあったけど、本当は高校の時から両思いだったとは。心も体も雨宮無しではダメになるくらいのやりくちは流石です。
もう少し先の話も見てみたかったです。

絵がきれいで、とても読みやすかったです。
スルスル読めてあっという間に終わってしまいました。
何度も読みたい！

うーんちょいきついかな……

記憶喪失…攻が長い片思い…
全然大丈夫だったのですが、攻が元カレ
しかも、片思いのカレの事で担当となった精神科医に抱かれるのが、どうしても嫌悪感しかありません。
受けなら、まだ納得できたのですが、あそこまで、受け入れて、攻だけに、戻れるものなのかもわからないのだけど…
最後の方は、抱かれたがってる感じもあったような…

どうしても、気持ちが、ついていけない…

それ以外は、全然ありだし、好きが拗れてあんなことしたのも、納得できるのですが…