【ネタバレあり】約束のネバーランドのレビューと感想（3ページ目）

期待以上の面白さ

初めは鬼の支配から逃れる為に農園脱走で終わるかと思っていましたが、脱走してからの先の方が長かったです。
生きる権利、自由を勝ち取るため何度でも立ち上がる強い意志、家族との助け合い、常に前向きに進む子供たち。
権力、私利私欲優先の者たちによってもたらされた理不尽な世界に抗う様子、生きる為に他人を犠牲にしなければならなかった大人達…話の構成、心理描写、全てが凄かったです！
最後に人間の世界に渡る時に支払った「ご褒美」により、みんなと出会えるはずがない中で、諦めず運命に抗ってエマを探し続け再会を果たした場面は涙出ました。
また、作中を通して命の重みも改めて考えさせられました。生きる為に生き物の命を奪う。飼育され、出荷される動物達の命を頂いている私達。食品ロスが多い現代人はもっと食べ物に対する感謝の気持ちを持つべきですね…。

想像を超える心理戦

映画化で話題になり、気になってました。
孤児院が農場で、餌てして育てられているという設定に驚愕しました。なかなかホラーな状況です。が、注目すべきはママと子どもたちの心理戦です。農場を脱出するための計画の綿密さと実行力を持ち、それを阻止しようとするママの斜め上を行く発想ができる天才児たち。スリリングな展開に引き込まれました。個人的にはシスター何気にお気に入りでした。途中までですが、最後がどうなるのか気になります。

止まらない

アニメで先に観ていて、原作も読みたくなり読み始めました。涙なしでは読めないし、仲間、家族、人間と鬼の種族の違いや、食用児と他の人間の違い……食って食われるという当たり前の世界の摂理なのに、それをこんなふうに描いていくんだと思わずにはいられない作品です。
同じようなテーマの作品は色々あると思いますが、子どもたちが真実を知り、声を上げて駆け出していく世界には、もしかしたら希望があるかもしれないと思わせられる漫画でした。
久しぶりに漫画読みましたが、とても面白かったです。

息詰まる感覚

かなり難しいストーリーです。
最初から救いがなく、絶望的な気持ちにさせられます。
漫画は全て完結まで読みましたが、途中、意味不明、難しすぎて理解不能になりました。
でも希望は、人間の世界に行くことが一つなので、なんとか読み終えました！
ママは最後にはやっぱり良い人で良かった。
ママのインパクトの方が強くでちゃってる漫画でした。
どんな時でも諦めない気持ち、息詰まる想い、今の時代とリンクするようで、勇気を貰いました。
良い作品です。

幼い子供たちが暮らす小さな世界から始まり、どんどん明かされていく外の世界のこと…。

幼い頃は知らないことだけらで生きていけば生きていくほど世界が広がるけど、このハウスにいる子達は瞬間的に世界の広さを知った。
頭がいいからすごい速さで理解していくし、きっとものすごい絶望を味わってるはずなのに、明るい未来を信じて常に笑顔でみんなで生きようとする姿に感動しました。
周りは大きくて怖くて強そうな奴らばかりでも前に前に。
私も勇気をもらいました。
これからの子供たちの未来が楽しみです。

世界観にどっぷり

1話目読んだときは正直ここまでハマるとは思いませんでした。こんなに伏線があって、こんなに頭脳戦だとは思いませんでした。それに画力があるのでゾッとさせられることも度々。いちいちショックで何回も戻って読んでいました。
それなのに絵はとても可愛い。私は架空の生き物が出てくるとちょっと絵によっては萎えてしまうのですがこの作品のそういったキャラクターは不気味で引き込まれます。◯ウシカのオウムのように不気味だが世界観にあっているのです。
こういった世界がありそうだなと思えるって内容も画力も素晴らしいからだと思います。是非初めて読む方は最初だけで判断をしないで欲しいです。

読了！

音楽の時間に教わる「ドナドナ」の世界の悲しみを徹底的に描いた作品。ドナドナたちのサバイバルと解放。一歩踏み外せば崖を転落するようなスリルが続きます。伏線が実によくできていて面白いです。
絶望的な世界観ながら、主人公が最後まで絶望しないところがよいです。あらゆる立場の葛藤を描いているので、ラートリー家の弟以外は大体共感できました。
最終的に、レイは親孝行ができましたね。自分の子どもを鬼に食わせずに済んだのですから。シスター・クローネも、「クソガキ」たちに託した甲斐がありましたね。
あと、最近自分が出産したせいか、背景や脇役の子どもたちが可愛くてやられます。食いしん坊で太めの彼なんか好きです。

みんなを救って！

　子ども達みんな、仲良く楽しそうに暮らしている孤児院が舞台….。子ども達が出荷されて鬼に喰われる！？なんて驚きで、グロい！とか思ったけど、話しがリアルで展開が凄く気になった。
　エマはみんなを助けたい！って、脱走する計画をレイやノーマン達と立てて、見事に脱走を成功させる！
　まだまだ、残った子ども達の救出も、
自分たちの生き残る道も探しながらの旅が
続く…。ガンバレ！エマ！子ども達！！

映画を見たくらい壮大！

気づいた時から外の世界には行かないよう言われていて、日々管理された不自由ない生活をしてきた主人公エマ。

自分は孤児で、周りの子も定期的に里親が見つかり卒業していくと思いきや、

ある日里親が見つかった女の子を追った先に、鬼がいて、女の子は殺されていた。鬼は女の子のことを「商品」と呼んでいた。

始まりのこの部分でここまでどハマりするなんて全く想像していなかった。他の人も口コミで書いていたけれど、読み終わった後どこか今の世界と重なる部分があり、考えさせられてしまう。がなによりも読み始めたら答えを知るまで終われない。長い旅が始まります。

人として生きる

鬼との約束で鬼の食料になるべくして育つ子供達。
12歳になったら出荷される予定の特別な3人。
3人の中の1人が出荷されたのをきっかけに孤児院を脱出する年上の子供達。
年下の1人に二年後に迎えに来ると約束して。
脱出後の鬼との戦い、周りは鬼だらけ、鬼に狙われる。
自分達だけの人間だけの楽園を築くために戦い、そして。。。。

まだ、めちゃコミックでは最終回のお話は無いけれど、もうすぐのようですね。
楽しみに待ちます。