ヒル
- タップ
- スクロール
あらすじ
佐倉葉子21歳。彼女は不当に手に入れた鍵を持ち、住人が不在の家を渡り歩いて、生活をしている。そんな葉子の前に、突然現れたのは、死んだはずの同級生・月沼マコト。彼の口から語られるところによると、葉子は知らず知らずのうちに「ヒル」と呼ばれる存在になっていたらしい。「ヒル」とは一体、何なのか? 『SEED』の今井大輔が描く、新時代のドロップアウトストーリー。
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みんなのレビュー
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よかったのに
すっごいよくて、引き込まれてってどんどん読んで、すぐ読み終わりました。なのにもかかわらず、楽しかったからこそ、最後が本っ当にムカつきました。なんでその最後の1番知りたいところを書かないんですか。読み終えた瞬間、は?って言っちゃいました。すっごい楽しかったからこそ、読み終えた気分は、さいっあくです。とても残念です。
一度もレビューなんて書いたことなかったけど、この怒りを何処かにぶつけないと気が済みませんでした。それくらいムカつきました。by 匿名希望- 77
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4.0
彼女が「普通」に生きるまで
「ヒル」という存在の設定は面白かった。
ただ、「ヒル」がゴロゴロいたり、仲間を形成していたり、という設定には、ちょっと冷めた。
「なさそうだけど、あるかも」という際どいラインを完全にオーバーして、「いや、ないだろ」に行ってしまった。
もっとも、他にも「ヒル」がいることにしないと、どう話を展開させるかは難しいけれど。
「ヒル」という存在は、深読みしようとすれば、居場所のない若者とか、社会的なマイノリティーとか、色んなメタファーがよぎるけれど、この漫画は、シンプルに、一人の女の子が「普通に生きる」覚悟を決める話でもある。
「僕たちがやりました」もそうだけれど、「普通に生きる」ことの難しさというのは、現代のひとつのテーマなのかもしれない。
特殊な方法で生き抜く、客観的にはかなり不気味な存在を扱いながら、主人公の成長物語としては非常に爽やかであり、その微妙なバランスは悪くなかった。
酷評されているラストだが、物語は断ち切られ、それでも日々は続いてゆく、というような印象で、個人的には好きであった。by roka- 52
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2.0
すごく引き込まれたのにラストが・・
ヒルという生き方とそのまわりの出来事や事件、ハコやカラの内面がどんどん変化していく様子など、とても魅力的で引き込まれていきました!
最後の方でハコがヒルをやめて普通に生活しようって提案をし、これでハッピーエンドかな?ってワクワクしていましたが
突然ブチッとカットされたかのような終わりで、「え?!」となってしまいました。
引き込まれてたばっかりに、裏切られた気持ちも大きいです。
これは個人の感じ方によるのかもしれませんが、すっきりしない終わり方や、察してください的なラストは本当に苦手です。by 匿名希望- 43
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5.0
素晴らしい引き際
日常に潜む闇、それは知らない間に自分と隣り合わせかもしれない……という、読んでいて若干不安にもなる内容。
最終話まで読みましたが、読後感は良い。
前向きに生きていこうと変われたハコ。ハコへの想いを秘めたままのカラは、共に生きる事を選んだのかもしれない?というポジティブになれる結末でした。
ハコへの想いを回想するカラが可愛過ぎてたまりませんでした。地味だったの男の子がクールで非情な裏世界の住人になってるとか、設定がおいしい。
風呂敷を広げ過ぎず、だらだら長引かせず、ちょうどいい頃合いで完結している良い作品。by カエルのグラス- 39
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5.0
まずは無料配信を読んで!
注目キーワードから無料配信を読んではまりにハマった。ふんわりした絵柄のかわいい女の子が少しずつ変わっていく様から目が離せなくなった。でも犯罪が基本のお話。後半のスピード感は凄まじかった。
それにしてもまぁ、よくこんな話を思いつくもんだ。人を喰っちゃう奴とか怪物とかの異常な設定はひとつもなく、もしかしたら身近にあるんじゃないかとさえ思えてくる。
漫画家って凄い。by ピナコラーダ- 24
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