5.0
森園先生の近況を知り安心しました。
スピリチュアル的なものに助けられて、最愛の夫を急に失った妻が、日常を取り戻す過程を描いている。
しかし、森園先生はスピリチュアルから助けを得ながらも、亡き夫の記念館を作るという能動的な行動によって心の整理をし、日常を勝ち取っていく。
身内が自殺してしまってから25年もの間、時間が止まってしまったような生活をしている人を知っている。
しかし、自殺以上に衝撃的な凶事に遭遇しても、それを乗り越えられるという希望を与えてくれる作品。
- 3