5.0
背徳
色んな意味で背徳だらけのお話でした。
タイトル通りヒーローとヒロイン、結局二人とも背徳の連鎖(恋鎖)から抜け出せなかったんだなぁ…と。
お話を読むと、タイトルの絶妙さが分かります。
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色んな意味で背徳だらけのお話でした。
タイトル通りヒーローとヒロイン、結局二人とも背徳の連鎖(恋鎖)から抜け出せなかったんだなぁ…と。
お話を読むと、タイトルの絶妙さが分かります。
これはかなり重苦しい内容なので読むには覚悟がいります。
背徳です。
ヒーローは少年時代からの地獄のような日々から救われない程に歪んでしまいました。
そんな彼を唯一救ってくれたのはヒロインの存在だったはずが、ヒーローの抱えた闇は結局ヒロインまでも引きずり込んでしまいました。
ヒロインも結局はヒーローの闇の中に自分から堕ちていく。
悲しい重い話でハッピーエンドとは言えません。
でも、ここまで書ききった。
と星五つ
暗すぎる…。暗いなりにもメリハリはありますが、これは私が読んだ中で1番暗かったです。好き嫌いがはっきりしそうな作品です。
最近、こういう小説にはまっているのですが、この小説はイラスト、ストーリー等素晴らしいと思います。読み応えもあります。気になった方は是非
スッキリしない…
まぁ、タイトルからしてスッキリ感を求めたらダメなのだろうが…
星3つかなー。内容的に。
初めてこの方の作品を読んだのですが、語彙も構成力も、付け焼き刃ではない、すべてが落ち着いていて安定感があり、とても完成度の高い作品だと思いました。
ある程度推測できる結末なのも含めて、とてもいいバランスで楽しむことができました。
この作家さんのほかの作品も積極的に読みたいです。