[小説]幸せな記憶
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あらすじ
目が覚めると、福田有美は病院のベッドの上だった。なぜここにいるのか、自分が誰なのか思い出せない。いわゆる記憶喪失。数日前にマンションの階段で頭部を激しく打ったことが原因だという。夫の隆弘がベッドの横で心配そうに声をかけ、こう説明する。君はストーカーに付きまとわれていて、逃げようとして階段から転倒したのだと。隆弘の付き添いで自宅へ戻った有美。そこはお台場の高層マンションであった。隆弘に誘われるがまま、バルコニーで昼間から露出セックスをする有美であったが……。
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