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切ない...
今の時代に生まれて本当に幸せなんだと改めて考えさせられました。苦しみ、痛み、葛藤...こんな辛い時代があったんだと切なくなりますが、とても惹き込まれる作品です。
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今の時代に生まれて本当に幸せなんだと改めて考えさせられました。苦しみ、痛み、葛藤...こんな辛い時代があったんだと切なくなりますが、とても惹き込まれる作品です。
現代の幸せは苦しい過去が作ってくれたものだと感じられる作品です。
残酷さが目立ちますが、それ以上にそれぞれの想いの強さがブレずに際立っていて、入り込んでしまいました。
女性が生まれたら喜ばれたのは、生活に困った時に売られていくからだったんだと驚きました。
昔、祖母から東北の貧しい家の女性は売られていったと聞いたことがありましたが、このことだったんだとはっとしました。
自分の気持ちより、家族が生きていくため、泣く泣く身売りをされていたなんて、なんて悲しいことかと思い、胸が締め付けられる思いです。
昭和生まれですが、こんな時代があったと知ってショックでした。
親に売られ、身体を売り、心をすり減らしながらも、必死に生きようとする女性達がいたことを忘れてはならないと思います。
昔この様な事が本当にあったのかと思うだけで、怖ろしく切なくなります。今では考えられない、こういった事が実際あったという事を知る事も大切なのかと思いました。
切ないです。昔にこんな現実があったのかと思うと泣けます。辛い毎日を受け止めて生きていく様に感動します。
本当にあった昭和の事実なんだなぁ
年端もいかない子達、女性がこんなに過酷な生活をしていたなんて。
親からお金で売られるなんて今では考えられない事だけど現実
こういう作品は女性が可哀想で苦手だったんですが、お客の男性も辛い思いを抱えて生きているんだと初めて気付きました。
時代や歴史の影の部分、輝きの中で見過ごされ忘れられてしまう部分に本当の人間ドラマがあると教えられました。
姉を失って11歳という若さで体を売ったお梅ちゃんが儚げであまりにも美しい…
武子ちゃんの今後もとても気になります
今でこそ女性が生きやすい社会になっていますし、風俗などもひどい扱いを受けないと思います。時代の流れもあると思いますが、当時の女性たちは本当に辛くもがきようのない苦しみでいっぱいだったのでは…?と思いました。
読んでてしんどくなりましたが、昔を知りたい人にはおすすめです。