みんなのレビューと感想「特装版 親なるもの 断崖」（ネタバレ非表示）（50ページ目）

もんでんあきこ先生が影響を受けた漫画と知り、興味を持ちました。
北海道にこのような場所があることを初めて知りました。歴史的背景を含め、読んで損はない価値のある作品だと思います。出会えて良かったです。
貧さ故に過酷な人生をおくらざるをえない女性はもちろん、意思を貫くことのできない男性にも生きにくい時代だったのでと。
今、私たちにできることは何か。考えさせられる作品でした。

重いけど読むべき

3～4世代前の、つい最近までのお話ですよね。吉原などの作品は読んだ事あったけど、北海道はさぞかし寒かったし絶望的で何とも言えない気持ちになりました。

知れて良かった。

おそらくフィクションでしょうが、鉄鋼の街、室蘭で昔はこのようなのでことが本当にあったのだと思います。
貧困による人身売買。つい最近まで日本でも行われていたことで、重く読んでいて辛い作品ですが、知らなければ…という思いで全巻読みました。読み応えがあります。おすすめです。

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本当に本当に涙なしでは読めません。お梅は結局幸せになれなかったのかな？武子も結局は悲しい女でした。道子も最後は可哀想な死にかたで。昔ながらはこれだけ不幸な子供が多かったのかな？今も虐待する親とかいるけど、そんなやつらにこれを読ませてやりたいです。涙なしでは読めない！

本当に切ない内容。こんな時代があったということ。なんて親だ！！と思うけれど、みんな生きるために必死だったのだと考えさせられる。

電子書籍にはまるきっかけになった

電子書籍にはまるきっかけになった作品そその1です。
この作者さんの話は大変な逆境に合う人の経験と心境をとても細やかに描かれています。まるで経験してきたかのように、過去から未来まで。
壮大な物語です。女性にとっては精神的にキツい箇所もありますが見る価値はあるかと思います。

昭和初期にあったこと。厳しい現状のなかで必死に生き、耐えた女性たち。女性の強さを感じます。そのなかでも切ない恋をし、つらくとも貫く気持ち。読んで損なし。

ずっと広告にあがっていて、気にはなっていましたが、内容が酷なものだったので、ためらっていました。ですが、久々にサイトに上がっているのを見て無料分のみ読みましたが、やはり辛いですね。正直辛いという言葉さえ、とても軽くて言いにくいですが、、、。戦争と一緒で目を背けたくなるけれど、背けずに知らないといけない事実がここにもあるのだなと思いました。

娘を売るほど貧しくて、売られた娘は身を売る時代があったんだな、と苦しい思いです。読み進めるのが辛くて勇気はありませんが、この事実を知り、忘れてはいけない、今の時代に感謝しなくてはいけないと思いました。

必死

親に売られて、子供だけで生きていく。明日を今を生きるって本当に大変なんだなと思いました。泣いちゃいました。