みんなのレビューと感想「特装版 親なるもの 断崖」（ネタバレ非表示）（17ページ目）

面白い本にも、読んだほうがいい作品と読むべき作品があると思うけれどこちらはべき作品です。
そんな時代にそんな境遇で生きた人がいたことを忘れてはいけないと思います。

無料分を試しに読んでみたらハマってしまって一気に全部読んでしまいました。昭和初期でもこんな事があったんですね。現在に生まれてよかったです。

知れて良かった

今の売.春で捕まる子たちとは違い最低限の学力も無いまま売られた当時の子たち。
そのせいで、あリもしない借金を負わされ一生『外』に出ることも無かった┉


そんな、どの時代の人が知っても旨が締め付けられるような思いのする現実を、よくぞ作品化して下さったな、と思います。

この作品を作るにあたリ取材をしていく中で作者の方も、あまリの惨さに投げ出そうとしたのではないでしょうか。


これは当時の一部分にしか過ぎないとは思いますが目に止まった方は、せひ一度読んで頂きたいと思います。

私は

何て恵まれた贅沢な時代を過ごせているんだろうと、心から有り難く思います。
作品は、とても過酷な時代をのめり込むように興味をそそるようにリアルに描いていると思います。実際は、もっともっと想像に及ばない辛い思いをしていた方が多くいたであろうと心が痛みます。
この辛い人生を生きた方々にあなたは美しいと伝えてあげたい。素晴らしい作品です。

これが現実

これが現実なんだろう。
私の祖母は北海道で、祖父も北海道。
昔は大変だったと聞くが、それよりももっと祖先はもっと大変だったんだろう。
この世界も現実。
昔の人の苦労に成り立っていることを忘れてはいけないと思った。

遊郭に興味があり購入してみましたが…辛すぎました。これが華やかに見えた遊郭の裏側とは…それでも生きなければいけない女性達の懸命な生きざまは、悲しいけれども直視しなければいけない過去の出来事なのだと思いました。

ラストまで壮絶で、言葉を失いましたが、貧しい時代、自分の身を売ってでも生きていかないといけない時代が、確かにあったんだなと、、

買って損なし！

戦時中の室蘭が舞台になっていて当時の厳しい現実に想いを馳せながら読めます。主人公のつらい運命に翻弄されながらも懸命に生きる姿がとても魅力的です。何度でも読めるので購入して損なし！！

ストーリーは過酷

読むのが辛くなるくらい悲惨な運命を辿る少女達…そんなに昔のことでもないのが信じられません。
室蘭のチキウ岬に行ってみたいなぁと思いました。

昭和の初期、日本はこんなに貧しく人権なんてものがなかった世の中だったのだと、思い知らされる作品。今の日本も色々あるけど、正す機関はどこかにはある。
どんなに悲惨でも、世の中が助けてくれない社会って恐ろしい。