【ネタバレあり】美醜の大地～復讐のために顔を捨てた女～のレビューと感想（46ページ目）

主人公を応援したくなる物語

最初は興味本位で読んでみたのですが、主人公ハナが復讐の為に整形して別人に生まれ変わり、虐めグループの1人1人を復讐していく様はスカッとします。
徐々に虐めグループの女の子達にも虐めをしてしまう人格に育ってしまった家庭環境や背景がわかると何とも言えない感情にさせられます。
だからといって人を傷つける行為の虐めを正当化してはいけない部分もあって考えさせられる作品だと感じました。
奥が深いストーリーでハナに対して恋愛感情を抱いている新聞記者とハッピーエンドになって欲しいと願います。

古い漫画？

主人公が戦前生まれなので、昭和の時代漫画？絵も古い感じです。
よくある復習物で過去の壮絶ないじめにより人生をめちゃくちゃにされた主人公が、いじめの犯人達に復讐していくストーリーは分かりやすく、予想通りの展開で、水戸黄門を見てる様な。
サラッと読めます。

把握するのが

年食った頭には難しい。

主人公も整形もするし、いじめっ子たちの顔、名前を把握して後迄読むのが・・

これは、今・・どの人に今復讐している？・・。
というところが・・。

時代背景が戦中、戦後ってのも？
あれだけひどい目に合わされて復讐するのは当然?と言っていいが

今?主人公はどこにいるのか?・・とか人間の把握が難しかった。

凄惨な人生

五人の同級生や先生にまで、容姿の醜いハナはいじめられ、自分だけでなく、あげくに家族までなくしてしまう。
整形して顔を変え復讐していくハナ。

その美しい名前のように、せっかく美しい顔を手にいれたのだから、他の生き方は出来なかったのか。
でも、それは 壮絶な体験をした者しかわこらないことかもしれない。

運命

ひどい運命に巻き込まれて、家族を失った醜い顔の主人公が綺麗になってから、心の葛藤を乗り越え、黒幕と思われる憎い相手にどうやって復讐するのか気になりする。

いじめが酷くてそのせいで乗れるはずの船に乗れず結果的に母と弟が死に復讐という展開ですが、読み進めていくうちにイジメていた側の幼少期のストーリーもあり、それを読むとだからこういう大人になるのかと考えさせられました。
ストーリーが奥深いのでおすすめです。

本当に面白いです。
初めはインスタグラムの広告から入りましたが、胸糞悪いイジメから標的になった女子生徒がどんどん復讐の地へと進み込んで行く様が恐怖であり展開が気になります。

ハマった

すごく面白いです。
まず絵が巧い。人物の表情やポーズに魅せられます。また、北海道や樺太の独特な雰囲気、時代感も伝わってきて世界に浸れます。
お話もただの「復讐→スッキリ」で終わるものでなく、復讐をとげた後、人はどういきるのかという所まで掘り下げています。
まだ途中までしか読んでいませんが、１番不幸なのは絢子さんなのかも？と感じています。

試し読みで見てずっと気になっていたのですが話数がとても長くて見るのを躊躇してました。
が！読むと止まらないです！
続きが読みたくて気づいたらあっという間でした。
主人公が幸せになれるような未来になって欲しいな…

主人公の感情がすごく伝わってくる描かれ方で、復讐に至るまでの思いや、その後揺らぐ気持ちなどで物語に引き込まれます！