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化粧心療士、という職業があることをこの作品で知りました。
メイクで上手く隠して終了と終わらせるのではなく、その人の気持ちに寄り添って前向きになれるとこまでもっていく、いい作品ですね。
by
匿名希望
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化粧心療士、という職業があることをこの作品で知りました。
メイクで上手く隠して終了と終わらせるのではなく、その人の気持ちに寄り添って前向きになれるとこまでもっていく、いい作品ですね。
ある化粧品メーカーが老人ホームのおばあちゃんたちにお化粧のボランティアをしているという話を聞いたことがあります。
その結果、表情の乏しかった人も笑顔が出るようになったとか。
女性は美しくありたいもの。お化粧の力は大きいです。
ましてや、顔にアザや傷があるならなおのこと。メイクドクターはそれをカバーするだけでなく、依頼者の抱える苦しみを内面から読み取り、真の解決へと導いていきます。
この展開だけではなく、メイクドクターへの道を選ばせた亡き娘へのモノローグが次へと読み進めさせます。
ただ、一点。お化粧に馴染みのない男性が会話でメイクという言葉を使うだろうかと気になってしまいました。