#133 きろく:ひろとし(2)
あらすじ
何者かによって”球”がこの地上に投げ入れられた。情報を収集するために機能し、姿をあらゆるものに変化させられるその球体は死さえも超越する。ある日、少年と出会い、そして別れる。光、匂い、音、暖かさ、痛み、喜び、哀しみ……刺激に満ちたこの世界を彷徨う永遠の旅が始まった。これは自分を獲得していく物語。かつてフシがノッカー達と戦い、ようやく築いたはずの穏やかで平和な世界。変化した日常に順応し始めたフシの前に、突如人間の身体を受肉した観察者が姿を現す。観察者はノッカーがいまだ世界に蔓延っていることを告げ、ノッカーとの戦いに知らず知らずのうちに敗北していた事を知るフシ。失意に落ち込むフシはそれでも戦う事を決め、とある少女・みもりに寄生したノッカーと対峙する。そこへみもりの「兄」のひろとしが現れたことで事態は急速に展開し――。
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