4.0
輪廻転生とは、また違う何かが
表紙とタイトルに惹かれて読んでみましたが、まるで往年の上質なSF小説を読んでいるかのような錯覚に陥りました。むしろ、それらを上回る何かがこの作品にはありそうです。
まだ無料分しか読んでいませんが、きっと壮大な物語がこれから綴られていくのでしょう。
無機質だった『それ』がこれから己の内側にどのように『獲得』していくのか、どのように物語が展開していくのかが気になります。
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表紙とタイトルに惹かれて読んでみましたが、まるで往年の上質なSF小説を読んでいるかのような錯覚に陥りました。むしろ、それらを上回る何かがこの作品にはありそうです。
まだ無料分しか読んでいませんが、きっと壮大な物語がこれから綴られていくのでしょう。
無機質だった『それ』がこれから己の内側にどのように『獲得』していくのか、どのように物語が展開していくのかが気になります。
丁度この辺りをちらっとアニメで見たことが有って、しゃべらない主人公だなぁと思ってました(笑)
オオカミでいた頃は話しかけられるばかりだったけれど…人の姿になったこれからは、だんだんと考えたり話したりするようになるのでしょう。私がそんな存在だったらまずは自分が何なのか?が気になるだろうな。意外と不変の永遠のテーマなのかも知れませんが、絵もきれいだし面白いと思います、
設定はSFのようで
言葉で表すのが難しいお話です。
でも非現実的な話のはずなのに、すごく身近に感じる時もあります。
フシやその仲間たちの話に胸が熱くなります。
不死身であるが故、フシが思っている以上に世界には影響があり壮大な話になっていきます。今はスマホのある現代のような世界の話まで進んできましたが、1人の女性からはじまった何世代にも受け継がれる拗れた愛が、人間でない愛がわからないフシとどう関係していくのか‥これからも見守りたい。そんな風に思わせる作品です。
不死身のフシが出会いと別れによって成長していくストーリー。フシの不死身という体質のため本人は変わらないが、周りは時とともに人が変わるが強い意志だけ引き継がれ、フシに関わってきたり…。
長い時間何世代もを観察することは普通の人間では出来ないので、何かの因縁や繋がりがあったりするのかなーと思いながら読みました。
最後に、フシの少年姿が愛嬌があるってわけでもないですがあどけなさと中性的な姿が可愛い。
最初は淡々と読んでいました。
謎が多すぎて、、でも読み進めるうちに、ハマります!(笑)
壮大なストーリーです。
よくこんな物語描けるな、と感動すらしています。
ハヤセの執着心がただただ怖くて。
現代編になるまでは面白かった。
できれば現代編に突入せずに終わって欲しかった。ハヤセの子孫達、宗教になってるし。。。
どんな結末なのか、怖いけど読まずにはいられない作品。
石だったものがだんだんと生物になり出会って別れた人々に変身しながら長い時を生きる。
生きている時間に限りがあるから、出会った人とはだいたい別れなければならないけど、主人公フシが変身出来るので死後も出てきます。長い時が流れてどんどん仲間が死んで行くこと寂しく感じます。フシを付け狙う敵(ノッカー)との結末はどうなるのか、黒いのだけがフシのそばにいられる存在なのかこの先気になります。
説明らしき説明はありません。
背景も舞台も年代も、作品の意図でさえも説明はありません。
ただただ球の行く末を観察しています。
見守るのとも少し違う感覚。
感情移入し過ぎたり、哲学的な事へ思考がいき過ぎると、メンタルを侵されてしまう様な気がします。
たぶんこの作品は、結末がどうなるかとか関係がない、過程こそが大切なストーリーなんだと思います。
作者さんの前のお話(聲の形)も読んだうえで、この方は人の汚い醜い部分を描くのがうまいんだなぁと思います。
はじめはポイント溜まってたし、アニメも始まるからみてみようかな、という軽い気持ちでしたが今では微課金でポイント調節ひながら毎月1巻分は読むようにしています。
死という別れを得ることで成長するしかないフシが成長する過程を見るのが辛くて愛おしいです。
泣きました…
孤独…ってすごく怖いな…って。
怖いというか とてつもなく 大きな恐怖に心が支配されて 潰されてしまいそうな…
自分で自分を励ましながら 奮い立たせながら 日々を送る…
想像もつかないです
また その孤独を 違う意味での孤独な者が淡々と見つめている
孤独と思わない方が幸せ?
なんか 読んだあと 考えてしまいましたー
話の内容は生命の塊?が、死に立ち会った生き物に姿形を変えながら、存在し続けていくといったストーリー。
姿形を変える度に、少しずつ学習して変化したいく。初めはただの生物だったのが、次第に感情を知り、言葉を覚えていく。読んでいて、人間として生きていくこと、存在していることとは何だろうか、と考えさせられる。