【ネタバレあり】氷点のレビューと感想

娘を亡くし養女に迎えたのは、娘が亡くなった犯人の子供陽子。それを知った母親は陽子に辛くあたる。元はと言えば母親が男と会っていて目を離したのが原因なのに。親のエゴで子供達が可哀想でした

涙なしには読めません。

お母さんの激しい嫌がらせにもずっと耐えてた主人公が最後、自ら死を選ぶ。
どうか目を覚まして。
愛するお兄ちゃんが待っているのだからと願わずにはいられないです。

胸が痛みます。

原作でも読み、漫画でも読んだけど胸が痛みます。
啓造も夏枝も結局自分のことしか考えてないように感じました。
復讐に利用された陽子が可哀想です。
夏枝が手の平返したように陽子に陰湿なイジメを繰り返すのを見るとマジでムカつきます！
殺○犯の娘だと夏枝に宣告された陽子の様子あまりにも可哀想でした。
個人的には、「続・氷点」のコミカライズ化を望みます。
陽子の中の氷点や原罪や許しが取り上げられてるし、辻口家の運命を変えた男の娘も取り上げられていたから。
「続・氷点」の方が好きだし、啓造や夏枝の弱さも取り上げられてるから。

第１話と最終話だけ購入しました。最後お兄さんと主人公は一緒になれたのでしょうか？そうであって欲しいなと思いました。やはり本当に大事な人は身近にいたって事ですよね。

漫画化

小説が素晴らしく、映像化も何度もされている作品ですが、漫画はどうしても…作品世界を超えることができない、と思います。この作品に限らずですが。
もっと繊細に、時代背景と登場人物の心理描写を描いてほしい…と思うのは小説ファンだからでしょうか。
ただ、いま、漫画として、万人受けするように、綺麗な絵、読みやすい心理描写をされていのは伝わります。
陽子は不遇の女性だなぁと思います。事件との関わり、憎しみの対象となり、陽子の心が美しいからこそ感情移入して、陽子の幸せを願わずにはいられなくなります。

小説や、テレビで昔に見た氷点。やっばりキツイお話ですが、絵が丁寧で綺麗なので、読めます。不幸すぎる話です。

うーん

試し読みでは分からないなぁ。絵は素敵だし、続きは気になります。ただお子さんの前で不倫はやめて欲しいなぁ。

夫の嫉妬、妻の浮気心、娘の事件、
養女が犯人の娘とわかった時の母の心境、兄の恋心。
ドロドロの夫婦愛、家族愛、兄妹愛。
真相がわかった時には…

試し読みして気になったので全部購入して読みました。とても切なくなるお話でした。早く気づいてたらと思わせる内容です。

とっても切なかったです。
些細なすれ違いや勘違いで、お互いや周りに人を傷つけ傷つけられ…。
やり過ぎでしょ！と思うところもありますが、それぞれの気持ちも理解できるところもあります。
最後には真実がわかり、みんなで幸せになって欲しくなります。