4.0
次話が気になります。
借金まみれの家を立て直していたお嬢様がいきなり亡くなる・・・
何かの陰謀なのか?
得するのは妹の方なのか?
婚約破棄をした王太子なのか?
疑問が疑問を呼ぶ面白い展開です。
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41000位 ?
借金まみれの家を立て直していたお嬢様がいきなり亡くなる・・・
何かの陰謀なのか?
得するのは妹の方なのか?
婚約破棄をした王太子なのか?
疑問が疑問を呼ぶ面白い展開です。
最初はタイトルの「意味が分かると」が分からなくて、どの辺が?って思っていましたが、どんどん意味が分かってくるとサイテー夫に不倫させて離婚し、復讐を仕掛ける話しに発展していって、なかなか複雑な構造が面白いストーリー展開だなと思いました。
生贄に出された後、その数年前にタイムスリープ出来た千鶴。
前世の記憶を生かして、旦那様に愛を伝えようとする所は初々しくもあります。
しかし、旦那様も本家のご兄弟となにかあるのか、そちらも気になったり、そんな折千鶴が山神様に愛されている子だとわかり話しが逆転するストーリーも見物です。
子供の頃イジメを受けた相手を、整形などで別人になって復讐するストーリーは結構ありますが、メイクしたら美人になって気付かれないと言うところに若干の無理を感じます。
しかし、個人的な復讐かもしれないけど、島の狂った風習が少しずつよくなったり、狂った人達が排除されていく様は痛快です。
今まで自宅での飲み会だったものが違うものになって、それが旦那の不倫と分かったときの、妻の取る行動が予測不能すぎて、どんな風に進むのかすごく気になります。
不思議な治癒能力を持つが為に暴君に一族を葬られたヒロインの健気で強い生き方がかっこいいです。
なんで治癒能力があるのに、途中で死にかけるのかちょっと謎ですが、それを機に皇子の気持ちがほぐれていくところも読んでいて微笑ましく思いました。
5歳の皇帝の妃選びで、娘を政治の手駒にしか考えていない父親がいい歳の娘をその選定に出す話。
しかし幼帝の後ろ盾として政治を牛耳る男性に、皇帝のお世話係を拝命される娘。
なかなかない設定が面白く、するすると読み進められます。
きっと世界大戦前の設定なのでしょうが、軍人の遊びも知らない堅苦しい夫と、何も知らない妻が少しずつ近づいていく物語、ほっこりします。
絵も丁寧に書かれているし、生け花の描写もキレイだし、身分違いの恋という大枠の内容なのですが、ヒロインの性格が甘く、もっと両親や世間と衝突しても良いと思うのに、何か話の詰めが甘いような感じがします。
転生もののよくある話かと思って読み出したのですが、ヒロインやそれを囲む人々の人間性が垣間見えてきてからが面白く読めるようになりました。
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私が死んで満足ですか? 疎まれた令嬢の死と、残された人々の破滅について