5.0
一時関わった同僚の話も、藤井さんと対比的で面白いが、継続して関わる同僚の気づきや変化のパートもリアルで最高です。
- 9
9280位 ?
一時関わった同僚の話も、藤井さんと対比的で面白いが、継続して関わる同僚の気づきや変化のパートもリアルで最高です。
今までは藤井さんに対して、出て来る人物がどこか虚しさを抱えた皮肉な内容でした。
今回はこっちのパターン!
なんか素敵です。
しかし一癖ある人物の描写、ナイスです。
距離感の謎な人。
いますね。
決まって自分が無い。
中身が空虚なんだと思います。
時期によって自分もそうなったりする気がします。
だから思う事は多いですね!
藤井さんが、矢部から自分の印象を聞かれた時の返答は表面的なものだと言うのが良い伏線となって、今回矢部の新たな一面を、藤井さんは知る事になる。
矢部は思った以上に社交的で、他者との関係性にアイデンティティを感じるタイプであった。
群れて生きるタイプで、藤井さんですら価値観が同じ前提で接して来る。(押し付けがましいとは多分違う)
細かな描写が深いです。
作者がただの藤井さんポジションの人であったら、こんな話は描けないと思います!
多種多様の人への理解が凄いです。
1話短いなー。後一つ読んでやめとこ。
この慣れというのが、恋人同士の片方にとって、あるあるよね。
みちは、新名さんがレスの悩みを抱えていたのをよく知っていたから。
彼の気持ちを蔑ろにして責めるだけのこの嫁に対する反発心はあったかも。
なんでいきなりいい旦那感??
それぞれのタイミングの良くない時に何かが起きてすれ違うんだなー。
ブレブレ、真理だなー。
路傍のフジイ
011話
第8話 試される田中