5.0
泣いた〜
一気読みしてしまいました。
私も中学生の頃から20年共に暮らした猫を亡くしました。
自分も成長し大人になっていく度に、家に居る時間が短くなり、猫と過ごす時間も減っていきました。頭のどこかでいつも当たり前に居るものだと思っていた。猫は人よりも数倍早く歳をとるのに、見かけはあまり変わらない‥いつもずっと可愛いままだったから。うちの子は高齢だったし、バンちゃんの様に急に体調を崩した訳ではなく徐々に弱って行ったので私は心の準備も少しは出来ましたが、やはり亡くなった時の喪失感や後悔は酷かったです。
もっと一緒に遊べば良かった
もっと撫でてあげれば良かった
もっと抱っこさせてもらえば良かった
もっと‥もっと‥できることがあったんじゃないか‥
ここなママの気持ち痛いほどわかります。
周りの人に理解してもらえない辛さも。
突然涙があふれるのも。
ひなたパパ目線、ここなママ目線、そしてバンちゃんの目線。これが涙止まらない。
きっと愛猫を亡くした事がある人は、そうであってほしいと願う内容だと思います。
私の側にもいつも居て見守ってくれているといいなぁ‥
今は保護猫を迎えて生活しています。この本を読んで、またいつか必ず来るその日まで、後悔のないように過ごして行きたいと思い直せました。
猫好きさん、読んでください。
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世界を止めて~猫のバンちゃんがくれたもの~