4.0
スゴいバイタリティ
80歳にして現役の小説家の幸田まり子さん。
住み慣れた家を出てネカフェ住民になり捨て猫を拾って仕事も打ち切られ八方塞がりかと思いきや持ち前のバイタリティーで問題を解決していきます。
困難を乗り越えるたび仲間が増えて人の繋がりってこういう風に出来ていくのだなぁとワクワクして読ませていただきました。
でも楽しいだけの話ではなく八百坂さんの認知症の話や、クロの最初の飼い主さんの孤独死、
があこの話などは悲しく涙が出ました。
ラストは賞も獲って八百坂さんに会いに行けてとてもよい終わり方でした!
まり子さんを見習ってポジティブに生きていこうと思えるお話でした!
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傘寿まり子