5.0
熟した乾きと、まだまだ生々しく。
海江田さんもつぐみも生きながら、いろいろやらかしてきたからこそ、痛みも寂しさも、想いが溢れて涙することも、自分の価値を見つけることも、要らぬものを捨てることも、封じた思いをコントロール出来なったりと幾つになってももがいている姿が響きます。
この2人の恋愛が軸ですが、しかし恋愛だけでは人生は成り立たず、家族、親族、会社関係、ご近所のこと、愛した人などの関わりや日常に揉まれながら物語が進んでいく、とても素敵な作品です。
50歳過ぎは残された時間は少ないなと思うけど、まだまだ貪欲です。海江田さんから男の艶が漏れだすところ、ツボでした。
この作品は若い頃から数年毎に読み返すと解釈や伝わる意味が変わってくるだろうなと思います。
お勧めです、先生の他の作品も手に取りたいと思います。
-
0









娚の一生