5.0
「死」の役所、あの世での話です
死から目を背ける事は出来ない、という事に目を背ける事は出来ない。普遍的な人間のテーマでもあるにも拘らず、ここまで掘り下げたコミックは他に浮かばない。しかも小難しい死生観云々より、もっと日常的で新聞を賑わすような身近な死に対峙した話である。これを脚本を仕上げ、絵に起こすのは難しいように思えるが、作者はサラリとこなしているように見えるので、読者も気負わず読めるのだと思う。身震いするような話でもこの緩めの絵が図らずも中和しているのも、読み進めることが出来るファクターの1つ。
内容によっては、不愉快で怒りが湧くがそれなりの結末に溜飲が下がる。が、リアル過ぎて辛くて手を止める人もいるだろうと言う事もこれから読む方のために添えておきたいです。
私はシ村さん含め、他の登場人物がなぜココで働いているのか気になるので、読み続けると思います。
-
1



死役所