3.0
素敵な絵
初めての作家さん。異世界の話が好きなので、面白かったです。なんと言っても絵が可愛い。いや、美しいと言うべきか?人物よりも背景が上手く、まるで絵本のよう。モスクや古城を思わせる建造物やモロッコタイル、ビーズ模様の衣装など、白黒ですが、色付いて見えるようです。まだ先を読んでいないので☆3ですが、絵の美しさを加えたら☆4。
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870位 ?
初めての作家さん。異世界の話が好きなので、面白かったです。なんと言っても絵が可愛い。いや、美しいと言うべきか?人物よりも背景が上手く、まるで絵本のよう。モスクや古城を思わせる建造物やモロッコタイル、ビーズ模様の衣装など、白黒ですが、色付いて見えるようです。まだ先を読んでいないので☆3ですが、絵の美しさを加えたら☆4。
死から目を背ける事は出来ない、という事に目を背ける事は出来ない。普遍的な人間のテーマでもあるにも拘らず、ここまで掘り下げたコミックは他に浮かばない。しかも小難しい死生観云々より、もっと日常的で新聞を賑わすような身近な死に対峙した話である。これを脚本を仕上げ、絵に起こすのは難しいように思えるが、作者はサラリとこなしているように見えるので、読者も気負わず読めるのだと思う。身震いするような話でもこの緩めの絵が図らずも中和しているのも、読み進めることが出来るファクターの1つ。
内容によっては、不愉快で怒りが湧くがそれなりの結末に溜飲が下がる。が、リアル過ぎて辛くて手を止める人もいるだろうと言う事もこれから読む方のために添えておきたいです。
私はシ村さん含め、他の登場人物がなぜココで働いているのか気になるので、読み続けると思います。
大沢在昌は読んだことないが、もんでんあきこ、さすがとしか言いようがない。もんでんさんの絵を追うことで逆に大沢さんの活字の世界が見えてきます。もんでんあきこ、顔の描き分けが出来る稀有な作家なんですよね。特にオヤジうまい!この方の画力に圧倒されつつ大沢在昌の世界に引きずり込まれます。
朴訥とした雪人が、回を追い窮地に追いやられるごとに田舎者の偽りのベールが剥がれていく。コミックなのにここまで緊張感のある作品はあまりない。まるで絵を見ながら映画を観て、小説を読んでるような、トリップしたような時間を過ごせました。小説好きな方、小説はちょっと…という方、どちらにもオススメです。
世界中に溢れるバンパイヤにまつわる伝説、逸話、童話、小説、詞、映画、ドラマ、コミック…でもポーの一族は世界で1番、美しく哀しいバンパイヤの話だと確信しています。誰もこれ以上のものは描けないでしょう。間違ったドラマ化や舞台化などはエドガー、アラン、メリーベルに相応しい役者が見つかるまで絶対に!実写しては駄目だと思います(それでもコメディ?と言いたくなるレベルで実写化されますが)。それほど唯一無二の、芸術と言っていいほどの作品です。
これ程壮大なSFを描けるのは萩尾望都か手塚治虫だけでしょう。過酷な火星の環境下に住むことに適応する為に超能力を身につけ、火星人になっていく地球人に「火星に住むということは火星人になるということか」と恐怖を覚えていく地球人たち。宇宙移民が遠い未来の話ではない現代ですが、こんな話を何十年も前に描けた萩尾望都に心から敬服です。
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